荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
デヴィッド・ゴードン・グリー監督 「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~ (2017)」
録画した映画「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~」を観る。

ボストンに暮らすジェフ・ボーマンは、ボストン・レッドソックスを愛する陽気でちょっぴりだらしない27歳の青年。
2013年4月15日、いまだに未練いっぱいの元恋人エリンがボストン・マラソンに出場するというので応援に駆けつけた彼は、エリンの到着を待っていたゴール付近で爆弾テロに巻き込まれてしまう。
病院のベッドで意識を取り戻したのは、手術で両脚を切断された後だった。
非情な現実を受け止めきれずにいる中、彼の目撃証言が事件解決の決め手となったことで、テロに屈しない“ボストン ストロング”の象徴的存在となり、一躍ヒーローとして世間の注目を集めるジェフだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10)


ボストンに暮らすジェフ・ボーマンは、ボストン・レッドソックスを愛する陽気でちょっぴりだらしない27歳の青年。
2013年4月15日、いまだに未練いっぱいの元恋人エリンがボストン・マラソンに出場するというので応援に駆けつけた彼は、エリンの到着を待っていたゴール付近で爆弾テロに巻き込まれてしまう。
病院のベッドで意識を取り戻したのは、手術で両脚を切断された後だった。
非情な現実を受け止めきれずにいる中、彼の目撃証言が事件解決の決め手となったことで、テロに屈しない“ボストン ストロング”の象徴的存在となり、一躍ヒーローとして世間の注目を集めるジェフだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10)
タイトルの「~ダメな僕だから英雄になれた~」につられ、“オタク系の主人公が何かをやらかして、それがいいように働いてヒーローになっちゃう”系のお話だと思い録画しましたが・・・・

予備知識一切なしで鑑賞しましたが、実話でしょうね、これは。
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件に巻き込まれた主人公が、犯人特定に一役買ったことで一躍脚光を浴びるも、両脚を失うという大きな傷を追い、恋人や家族に支えられ、困難を乗り越え再生していく物語。
とても真面目なお話です・・・すみませんでした、勝手に思い違いをして。
なので、笑える場面もアクションシーンもエロい場面もありません(当たり前ですが)。
「ナイトクルーラー」では狂気の演技を見せてくれたジェイク・ギレンホールが、本作ではごく普通の男が望んだわけもない障害と脚光に苦しみもがく様を見事に演じています。
また、脇を固める俳優陣もみな素晴らしく、(失礼ながら)この地味な物語を最後まで鑑賞できたのは出演者の演技に他なりません。
美談ばかりではないイチ個人の成長と再生の物語としてとても面白く観られました。
ですが・・・、この邦題はいただけませんでした。
「ダメな僕だから」の「だから」はいらないし、主人公は「英雄」ではないと思うし、そもそもそんなにダメでもないよ。
自暴自棄の事をダメとするか、マザコン(毒母)をダメとするかは、人それぞれ。
この邦題だからつられて観た私が言うのもなんですがね・・・
■「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~ STRONGER」 2017年/アメリカ 【119分】
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 原作:ジェフ・ボーマン/ブレット・ウィッター 脚本:ジョン・ポローノ 撮影:ショーン・ボビット 音楽:マイケル・ブルック 出演:ジェイク・ギレンホール/タチアナ・マズラニー/ミランダ・リチャードソン/クランシー・ブラウン/カルロス・サンス/リチャード・レイン・Jr/フランキー・ショウ/ジミー・ルブランク/パティ・オニール
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予備知識一切なしで鑑賞しましたが、実話でしょうね、これは。
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件に巻き込まれた主人公が、犯人特定に一役買ったことで一躍脚光を浴びるも、両脚を失うという大きな傷を追い、恋人や家族に支えられ、困難を乗り越え再生していく物語。
とても真面目なお話です・・・すみませんでした、勝手に思い違いをして。
なので、笑える場面もアクションシーンもエロい場面もありません(当たり前ですが)。
「ナイトクルーラー」では狂気の演技を見せてくれたジェイク・ギレンホールが、本作ではごく普通の男が望んだわけもない障害と脚光に苦しみもがく様を見事に演じています。
また、脇を固める俳優陣もみな素晴らしく、(失礼ながら)この地味な物語を最後まで鑑賞できたのは出演者の演技に他なりません。
美談ばかりではないイチ個人の成長と再生の物語としてとても面白く観られました。
ですが・・・、この邦題はいただけませんでした。
「ダメな僕だから」の「だから」はいらないし、主人公は「英雄」ではないと思うし、そもそもそんなにダメでもないよ。
自暴自棄の事をダメとするか、マザコン(毒母)をダメとするかは、人それぞれ。
この邦題だからつられて観た私が言うのもなんですがね・・・
■「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~ STRONGER」 2017年/アメリカ 【119分】
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 原作:ジェフ・ボーマン/ブレット・ウィッター 脚本:ジョン・ポローノ 撮影:ショーン・ボビット 音楽:マイケル・ブルック 出演:ジェイク・ギレンホール/タチアナ・マズラニー/ミランダ・リチャードソン/クランシー・ブラウン/カルロス・サンス/リチャード・レイン・Jr/フランキー・ショウ/ジミー・ルブランク/パティ・オニール
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