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フリーマントル著 「魂をなくした男」 (上)

ブライアン・フリーマントル:著 戸田裕之:訳 「魂をなくした男(上)」(新潮文庫/2014年刊)を読む。

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チャーリー・マフィンはモスクワの空港で妻ナターリヤと娘を英国へ逃がすも、自身は銃撃で負傷、病院に運ばれ当局が尋問を始める。

MI6はロシア連邦保安局副長官の亡命に成功するが、彼は息子が合流しないかぎり英政府には何も情報を提供しないと黙秘。

MI5の保護下に置かれたナターリヤもまた、チャーリーを連れ戻すまでは、と協力を拒否している。

大好評3部作、遂に完結。


★★★★★★★・・・(7/10)

2013年に刊行された16作目(新潮文庫では15作目)のチャーリー・マフィンシリーズで、シリーズ最終3部作の第3部。

つまりは

1977年より続くチャーリー・マフィンシリーズのラストの上巻!

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昨日までル・カレの「ナイト・マネージャー(上)」を読んでおりましたが、本作が届いたので一旦休止し、なによりも先にこのシリーズの最後を。

期待して上巻を読み始めました。

アクションは一切なく、イギリス・アメリカ・ロシアで行われる騙しあいの会議と尋問が中心。

知的な駆け引きが続くコンゲームながら、飽きさせることなく一気読みでした・・・最後なので出来るだけじっくり読むようにはしたのですが・・・・

今のところ主人公がロシア側から脱出できる要素は一切なく、取引も不可能に思えます。

また、事件に隠されている(であろう)もう一つの陰謀も見えてはいません。

四面楚歌のチャーリーがいかにして活路を見出すのか?

期待しつつ、本当の最後である下巻に突入します。

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