荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
北欧ドラマ 「THE KILLING/キリング (2007)」 【4】
レンタルDVDでドラマ 「THE KILLING/キリング」 Vol.7~10を観る。

デンマークの首都、コペンハーゲン。
中心街には古い建物が整然と並び、そこから少し離れるとのどかな自然の風景が広がる。
女性刑事サラ・ルンドは、一人息子のマークを連れて、スウェーデン人の恋人ベングトと共にスウェーデンへ移住する予定だった。
しかし退職する日に少女の死体が発見され、移住も延期。
後任の刑事イエン・マイヤーとともに捜査を続けることになった。
少女の残酷な死によってもたらされた衝撃は、少女の家族、学校、市長選の立候補者、街中の人々に重くのしかかる。
本国デンマークでは史上最高視聴率を獲得し、イギリスBBCでも大ヒットを記録!
ヨーロッパでの絶大な人気からアメリカ版リメイクも制作された傑作ミステリー!
〇第13話 「探り合い」
アリバイが嘘だとばれ、トロールスは署に連行される。イエンはウェーバーを取り調べるが、ウェーバーは「トロールスは関係ない」の一点張り。一方、ペニレは記者の取材を受け、それがテレビで放映されるのだが……。

脚本:ミカエル・W・ホルステン 監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ
〇第14話 「ひき逃げ犯」
警察がウーラブの周辺を捜査していることで容疑者からはずれたと安心していたトロールス。しかしブレーマーはそのことを黙ったままトロールスを選挙戦から降ろそうと各政党の代表を集めていた。選挙管理委員会に報告し、トロールスの候補者資格を剥奪しようというのだ。止めに入ったトロールスだったが……。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:ハンス・ファビアン・ヴレンウェーバー
〇第15話 「ハートのネックレス」
ひき逃げに使われた白のステーションワゴンを見てひき逃げ犯の正体に気付いたサラは、真っ暗な工場跡で見失った犯人を追う。だが、不意を突かれて犯人に殴られて意識を失い、手足を縛られてしまう。

脚本:ミカエル・W・ホルステン 監督:モーテン・アールンフレッド
〇第16話 「ビデオレター」
15年前に失踪したメッテの事件とナナの事件の共通点を追うサラ。ナナと同型のネックレスは失踪後に消え、自転車があったのもナナが発見された水路の近くだった。しかしブリックスはそんなサラを煙たがり、刑事バッジを取り上げてしまう。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第17話 「メルクール社」
15年前のメッテ・ハウゲが行方不明になった事件との関連を探るサラとイエン。メッテが失踪直前に「メルクール社」の倉庫で家具を保管していたことが分かり、元経営者に会いに行く。経営者の娘に犯人像を伝え該当する従業員を覚えていないか聞くと、思い当たる人物がいると言う。それは……。

脚本:ミカエル・W・ホルステン、ソーレン・スヴァイストゥルップ 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第18話 「倉庫」
逃走したレオンを捜し自宅へ急行したサラとイエンは、レオンがベトナムに逃げる準備をしていたこと、新聞の切り抜きを壁に貼りナナの事件に対し異常な関心を持っていたことを知る。メッテの荷物から犯人につながる物が出るのでは、と考えたサラは、イエンを伴いメッテの荷物が預けられているトランクルームのある倉庫へ向かうが……。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:モーテン・ケーレット
〇第19話 「最期の言葉」
サラは検事局のビーロウとサヤーから事情聴取を受ける。一方トロールスは市長選を4日後に控え、最後のテレビ討論会に出席する。ブレーマーはまたも事件の話を持ち出し、トロールスの事務所が情報を隠ぺいしていた証拠を握っていると言う。

脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、ミカエル・W・ホルステン 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第20話 「終焉(シーズン1最終回)」
サラは、タイスの新居の地下に忍び込み、壁と床を引きはがして生体組織を見つけようとする。一方ビルク・ラールセン家では、アントンの誕生日パーティーが行われている。ヴァウンはアントンのために犬小屋を用意し、犬も手配済みなので後で取りに行こうとタイスに持ちかける。

脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、トーライフ・ホッペ 監督:クリストファー・ニーホルム
★★★★★★★・・・(7/10)

デンマークの首都、コペンハーゲン。
中心街には古い建物が整然と並び、そこから少し離れるとのどかな自然の風景が広がる。
女性刑事サラ・ルンドは、一人息子のマークを連れて、スウェーデン人の恋人ベングトと共にスウェーデンへ移住する予定だった。
しかし退職する日に少女の死体が発見され、移住も延期。
後任の刑事イエン・マイヤーとともに捜査を続けることになった。
少女の残酷な死によってもたらされた衝撃は、少女の家族、学校、市長選の立候補者、街中の人々に重くのしかかる。
本国デンマークでは史上最高視聴率を獲得し、イギリスBBCでも大ヒットを記録!
ヨーロッパでの絶大な人気からアメリカ版リメイクも制作された傑作ミステリー!
〇第13話 「探り合い」
アリバイが嘘だとばれ、トロールスは署に連行される。イエンはウェーバーを取り調べるが、ウェーバーは「トロールスは関係ない」の一点張り。一方、ペニレは記者の取材を受け、それがテレビで放映されるのだが……。

脚本:ミカエル・W・ホルステン 監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ
〇第14話 「ひき逃げ犯」
警察がウーラブの周辺を捜査していることで容疑者からはずれたと安心していたトロールス。しかしブレーマーはそのことを黙ったままトロールスを選挙戦から降ろそうと各政党の代表を集めていた。選挙管理委員会に報告し、トロールスの候補者資格を剥奪しようというのだ。止めに入ったトロールスだったが……。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:ハンス・ファビアン・ヴレンウェーバー
〇第15話 「ハートのネックレス」
ひき逃げに使われた白のステーションワゴンを見てひき逃げ犯の正体に気付いたサラは、真っ暗な工場跡で見失った犯人を追う。だが、不意を突かれて犯人に殴られて意識を失い、手足を縛られてしまう。

脚本:ミカエル・W・ホルステン 監督:モーテン・アールンフレッド
〇第16話 「ビデオレター」
15年前に失踪したメッテの事件とナナの事件の共通点を追うサラ。ナナと同型のネックレスは失踪後に消え、自転車があったのもナナが発見された水路の近くだった。しかしブリックスはそんなサラを煙たがり、刑事バッジを取り上げてしまう。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第17話 「メルクール社」
15年前のメッテ・ハウゲが行方不明になった事件との関連を探るサラとイエン。メッテが失踪直前に「メルクール社」の倉庫で家具を保管していたことが分かり、元経営者に会いに行く。経営者の娘に犯人像を伝え該当する従業員を覚えていないか聞くと、思い当たる人物がいると言う。それは……。

脚本:ミカエル・W・ホルステン、ソーレン・スヴァイストゥルップ 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第18話 「倉庫」
逃走したレオンを捜し自宅へ急行したサラとイエンは、レオンがベトナムに逃げる準備をしていたこと、新聞の切り抜きを壁に貼りナナの事件に対し異常な関心を持っていたことを知る。メッテの荷物から犯人につながる物が出るのでは、と考えたサラは、イエンを伴いメッテの荷物が預けられているトランクルームのある倉庫へ向かうが……。

脚本:トーライフ・ホッペ 監督:モーテン・ケーレット
〇第19話 「最期の言葉」
サラは検事局のビーロウとサヤーから事情聴取を受ける。一方トロールスは市長選を4日後に控え、最後のテレビ討論会に出席する。ブレーマーはまたも事件の話を持ち出し、トロールスの事務所が情報を隠ぺいしていた証拠を握っていると言う。

脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、ミカエル・W・ホルステン 監督:クリストファー・ニーホルム
〇第20話 「終焉(シーズン1最終回)」
サラは、タイスの新居の地下に忍び込み、壁と床を引きはがして生体組織を見つけようとする。一方ビルク・ラールセン家では、アントンの誕生日パーティーが行われている。ヴァウンはアントンのために犬小屋を用意し、犬も手配済みなので後で取りに行こうとタイスに持ちかける。

脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、トーライフ・ホッペ 監督:クリストファー・ニーホルム
★★★★★★★・・・(7/10)
結末が知りたくて週末に一気観です。
長いうえにコロコロと容疑者が変わるし、15年前の事件も関わってきて登場人物が増加、何だか途中から名前がゴッチャになって、誰が誰やら(笑)。
後半になっても新たな事実が毎回出て来て、主人公はてんやわんや。
ただ、容疑者も選挙スタッフ⇒被害者の元カレ⇒被害者の高校の先生⇒市長候補者⇒運送会社社員⇒タクシー運転手と変わりましたが最終的には真犯人はこの中にいました。
で、最後まで鑑賞しましたが・・・
主人公は優秀な刑事であるがゆえに組織、相棒、家族とも溝が深まり、大切な人たちを失います。
被害者家族は二転三転する容疑者に振り回され、最後に最悪な選択をします。
市長選こそ決着はつきますが、候補者はそれにより親しい友人も政治家としての矜持も失います。
そして、犯人も多くの謎を残したままの死亡。
事件自体は終わりましたが、それまでに多くの関係者が傷つき、亡くなり、だれもが救われる事のない、最低のラストです。
面白かったのですが・・・後味悪っ!
せめて誰か一人でも幸せになったかな・・・・と考えるのですが、どうも登場人物の中には誰もいない。
最後に一人警察署を出てくる主人公もどこにも帰る事の出来ない悲壮感が漂っています。
・・・・ですが逆に
シーズン2では、この主人公がどのようにして警察に復帰するかが楽しみなのも確か。
やっぱり私は明るいハッピーエンドより、この様な悲惨なお話が好きなようです。
2007年と古いドラマですが、デンマーク史上最高の視聴率を獲得したのも納得かな。
引き続き、シーズン2を観たいと思います。
◆「THE KILLING/キリング シーズン1」 Vol.7~10 【全20話】 2007年/デンマーク
企画:ソーレン・スヴァイストゥルップ 製作総指揮:ピヴ・ベルントゥ 脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ 出演者:ソフィエ・グロベル/ラース・ミケルセン/ビヤーネ・ヘンリクセン
※英国アカデミー賞国際シリーズ作品賞受賞
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長いうえにコロコロと容疑者が変わるし、15年前の事件も関わってきて登場人物が増加、何だか途中から名前がゴッチャになって、誰が誰やら(笑)。
後半になっても新たな事実が毎回出て来て、主人公はてんやわんや。
ただ、容疑者も選挙スタッフ⇒被害者の元カレ⇒被害者の高校の先生⇒市長候補者⇒運送会社社員⇒タクシー運転手と変わりましたが最終的には真犯人はこの中にいました。
で、最後まで鑑賞しましたが・・・
主人公は優秀な刑事であるがゆえに組織、相棒、家族とも溝が深まり、大切な人たちを失います。
被害者家族は二転三転する容疑者に振り回され、最後に最悪な選択をします。
市長選こそ決着はつきますが、候補者はそれにより親しい友人も政治家としての矜持も失います。
そして、犯人も多くの謎を残したままの死亡。
事件自体は終わりましたが、それまでに多くの関係者が傷つき、亡くなり、だれもが救われる事のない、最低のラストです。
面白かったのですが・・・後味悪っ!
せめて誰か一人でも幸せになったかな・・・・と考えるのですが、どうも登場人物の中には誰もいない。
最後に一人警察署を出てくる主人公もどこにも帰る事の出来ない悲壮感が漂っています。
・・・・ですが逆に
シーズン2では、この主人公がどのようにして警察に復帰するかが楽しみなのも確か。
やっぱり私は明るいハッピーエンドより、この様な悲惨なお話が好きなようです。
2007年と古いドラマですが、デンマーク史上最高の視聴率を獲得したのも納得かな。
引き続き、シーズン2を観たいと思います。
◆「THE KILLING/キリング シーズン1」 Vol.7~10 【全20話】 2007年/デンマーク
企画:ソーレン・スヴァイストゥルップ 製作総指揮:ピヴ・ベルントゥ 脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ 出演者:ソフィエ・グロベル/ラース・ミケルセン/ビヤーネ・ヘンリクセン
※英国アカデミー賞国際シリーズ作品賞受賞
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