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キャリー・ジョージ・フクナガ監督 「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ (2020)」

映画館で「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観る。

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ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。

しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。

誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが――


★★★★★★★★・・(8/10)

観ようと思っていながらコロナの影響で上映延期になり忘れていた本作。

明日までの上映と知り、休日に慌てて映画館へ。

映画館で映画を観るのは実に7年ぶりです。

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2006年に公開以降、足掛け13年続いたクレイグ=ボンドの最終作品。

40代前半だった主人公も50代中場、妥当な引退でしょう。

ただ、今回のシリーズは今までと違い007をリブートさせた新たな物語。

第1作(シリーズとしては21作目)の「007/カジノ・ロワイヤル(2006)」では主人公のジェームズ・ボンドが「007」に任命され、任務に失敗したら上司からは「まだ、早すぎた」と叱咤されます。

これは「今までとは全然違う新007なのだ」と観客に知らしめました。

続く第2作目「007/慰めの報酬(2008)」は第1作目のすぐ後からストーリーが続き、こちらも今までにないパターン。

ヒロインがボンドと寝ないのも今までのボンド・ガールとは違う所。

第3作「007 スカイフォー (2012)」が物語的に第2作から何年経っているか分かりませんが、若い「Q」の出現でボンドはすでに年寄り扱い。

今まで語られる事のなかったボンドの過去に物語が触れているのも、新しい。

そして前作「007 スペクター (2015)」では第1作から続いた謎の組織の正体が明かされ、その黒幕がボンドと深く関わっている人物である事が分かります。

シリーズを通して007の活躍と共にジェームズ・ボンドと言う人間の内面や過去も描き出され、今までの単なる不死身のヒーローからの脱却を図っているのも特徴でした。

そして、今回の第5作では、今までには絶対になかった展開 が待っています。

それは・・・・

◆「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die」 2020年/イギリス 【164分】
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 原案:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/キャリー・ジョージ・フクナガ 脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/キャリー・ジョージ・フクナガ/フィービー・ウォーラー=ブリッジ 撮影:リヌス・サンドグレン 音楽:ハンス・ジマー 主題歌:ビリー・アイリッシュ「No Time To Die」/ルイ・アームストロング 「愛はすべてを越えて(We have all the time in the world)」 出演:ダニエル・クレイグ/ラミ・マレック/レア・セドゥ/ラシャーナ・リンチ/ベン・ウィショー/ナオミ・ハリス/ジェフリー・ライト/クリストフ・ヴァルツ/レイフ・ファインズ/ロリー・キニア/アナ・デ・アルマス/ダリ・ベンサーラ/ダーヴィッド・デンシック/ビリー・マグヌッセン/リサ=ドラ・ソネット

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