荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
今野敏著 「道標 東京湾臨海署安積班 (2017)」
今野敏著「道標 東京湾臨海署安積班」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2020年3月第1刷)を読む。

東京湾臨海署刑事課強行犯第一係、通称「安積班」。
そのハンチョウである係長・安積剛志警部補の歩んできた人生とは?
警察学校や交番勤務時代、刑事課配属から現在の強行犯第一係長に至るまで、安積剛志という一人の男の歴史をたどる短篇集。
安積班おなじみのメンバー、村雨、須田、水野、黒木、桜井、そして安積の同期、交通機動隊小隊長・速水の若かりし頃や、鑑識・石倉との最初の出会いなど「安積班」ファンにも見逃せない一冊がここに誕生!
【収録作品】
「初任教養」「捕り物」「熾火」「最優先」「視野」「消失」「みぎわ」「不屈」「係長代理」「家族」 解説:関口苑生
★★★★★★★・・・(7/10)

東京湾臨海署刑事課強行犯第一係、通称「安積班」。
そのハンチョウである係長・安積剛志警部補の歩んできた人生とは?
警察学校や交番勤務時代、刑事課配属から現在の強行犯第一係長に至るまで、安積剛志という一人の男の歴史をたどる短篇集。
安積班おなじみのメンバー、村雨、須田、水野、黒木、桜井、そして安積の同期、交通機動隊小隊長・速水の若かりし頃や、鑑識・石倉との最初の出会いなど「安積班」ファンにも見逃せない一冊がここに誕生!
【収録作品】
「初任教養」「捕り物」「熾火」「最優先」「視野」「消失」「みぎわ」「不屈」「係長代理」「家族」 解説:関口苑生
★★★★★★★・・・(7/10)
古本屋で見つけ即購入~読了。
著者の安積班シリーズとしては19作目、ベイエリア分署復活後の東京湾臨海署安積班シリーズとしては12作目。
臨海署としてはTV「踊る大捜査線」より古いので30年以上も続くシリーズです・・・とは言え登場人物たちは一向に老ける気配はないのですが。
今回も短編ではありますが、今までとは趣向を変え安積警部補がまだ警察学校にいた時代から始まり、各エピソードでだんだんと成長していく姿を描くとともに、安積班でなかった時代のメンバーのエピソードも紹介されます。
短編なので起る事件自体は物語として重要ではありませんが、それを捜査する刑事たちの人間ドラマが本作の基本。
ハラハラドキドキするお話ではなく、読後に晴れ晴れとした爽快感が残る作品ばかり。
これが長年続く止められない理由ですね。
面白かったです。
次回作は待ちに待った長編。
既に文庫本化されているようで、コチラが読むのはいつになるか分かりませんが
とても楽しみにしております。
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著者の安積班シリーズとしては19作目、ベイエリア分署復活後の東京湾臨海署安積班シリーズとしては12作目。
臨海署としてはTV「踊る大捜査線」より古いので30年以上も続くシリーズです・・・とは言え登場人物たちは一向に老ける気配はないのですが。
今回も短編ではありますが、今までとは趣向を変え安積警部補がまだ警察学校にいた時代から始まり、各エピソードでだんだんと成長していく姿を描くとともに、安積班でなかった時代のメンバーのエピソードも紹介されます。
短編なので起る事件自体は物語として重要ではありませんが、それを捜査する刑事たちの人間ドラマが本作の基本。
ハラハラドキドキするお話ではなく、読後に晴れ晴れとした爽快感が残る作品ばかり。
これが長年続く止められない理由ですね。
面白かったです。
次回作は待ちに待った長編。
既に文庫本化されているようで、コチラが読むのはいつになるか分かりませんが
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