荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
藤井道人監督 「光と血 (2017)」
レンタルDVDで映画「光と血」を観る。

日本、現代―― いじめらっれ子を守る心優しき女子高生・光。
3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年・陽。被災地にボランティアへ通う青 年・健太とその姉・マナ。
幸せな日々はいつまでも続くと思われたが、ある日、人生は一変する。
何者かによるレイプ、無差別連続殺人事件、交通事故。
予期せぬ悲劇が彼らを襲う。
被害者になった者、加害者になった者。
大切なものを失った彼らの運命は絡み合い、交差し始める。
★★★★★・・・・・(7/10)


日本、現代―― いじめらっれ子を守る心優しき女子高生・光。
3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年・陽。被災地にボランティアへ通う青 年・健太とその姉・マナ。
幸せな日々はいつまでも続くと思われたが、ある日、人生は一変する。
何者かによるレイプ、無差別連続殺人事件、交通事故。
予期せぬ悲劇が彼らを襲う。
被害者になった者、加害者になった者。
大切なものを失った彼らの運命は絡み合い、交差し始める。
★★★★★・・・・・(7/10)
久々に近所のレンタルビデオ店に行き、「何か面白そうな映画はないかな・・・」と店内を物色。
洋画、邦画いずれもピンとくるものが無く、「まぁ、借りるならこれかな・・・・」といくつか目星を付け、一回りしてからソレを手に取りレジに持って行ったのですが・・・・
どうやら間違えたようです。
借りようと思ったのは
大森立嗣監督、井浦新主演の「光(2017)」でしたが、隣にあった本作を持っていった模様。
出だしで気が付きましたが、したがって予備知識なしで鑑賞。
後で知りましたが、一昨年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞と再優勝主演男優賞(松坂桃李氏)、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン氏)を獲った映画「新聞記者」の監督だそうです。
正直・・・出演している方、誰一人、お顔もお名前も知らない役者さんばかりでした。
その分、先入観なく、リアルの感じながら観られたのは確かです。
本作は普通に生きていたつもりが、事件によって被害者になった者、加害者になった者、その家族となってしまった者の喪失と再生を描いた作品です。
最初は登場人物が多い分、多少人間関係が分かり辛い部分もありましたが、そのまま観ていれば登場人物たちがきれいにつながっているのに気が付きます。
かなり重いテーマですし、観ていて“痛い”と感じる物語ですが、最後まで眼を放す事が出来ず中弛みもなく鑑賞できました。
たぶん・・・面白かった・・・のだと思います。
この監督の他の作品も観たいと思いましたね。
以前、夕張映画祭に行っていた頃は名の知らない監督や出演者の作品を観る機会は多く、それも楽しみの一つだったのですが、最近はどうしても手っ取り早く出演者や監督、作品の知名度のある映画ばかり選んでしまいます。
最近はレンタル店に行っても観たい作品が無いと思っていましたが、また知らない監督や作品を探す切っ掛けになるかもしれません。
そういう意味も含め
個人的には観て良かった映画になったかな・・・と思います。
◆「光と血」 2017年/日本 【113分】
監督:藤井道人 脚本:小寺和久/藤井道人 撮影:今村圭佑 音楽:堤裕介 出演:世良佑樹/打越梨子/小林夏子/出原美佳/南部映次/しいたけを/野沢ハモン/坂井裕美/前林恒平/風間晋之介
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洋画、邦画いずれもピンとくるものが無く、「まぁ、借りるならこれかな・・・・」といくつか目星を付け、一回りしてからソレを手に取りレジに持って行ったのですが・・・・
どうやら間違えたようです。
借りようと思ったのは
大森立嗣監督、井浦新主演の「光(2017)」でしたが、隣にあった本作を持っていった模様。
出だしで気が付きましたが、したがって予備知識なしで鑑賞。
後で知りましたが、一昨年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞と再優勝主演男優賞(松坂桃李氏)、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン氏)を獲った映画「新聞記者」の監督だそうです。
正直・・・出演している方、誰一人、お顔もお名前も知らない役者さんばかりでした。
その分、先入観なく、リアルの感じながら観られたのは確かです。
本作は普通に生きていたつもりが、事件によって被害者になった者、加害者になった者、その家族となってしまった者の喪失と再生を描いた作品です。
最初は登場人物が多い分、多少人間関係が分かり辛い部分もありましたが、そのまま観ていれば登場人物たちがきれいにつながっているのに気が付きます。
かなり重いテーマですし、観ていて“痛い”と感じる物語ですが、最後まで眼を放す事が出来ず中弛みもなく鑑賞できました。
たぶん・・・面白かった・・・のだと思います。
この監督の他の作品も観たいと思いましたね。
以前、夕張映画祭に行っていた頃は名の知らない監督や出演者の作品を観る機会は多く、それも楽しみの一つだったのですが、最近はどうしても手っ取り早く出演者や監督、作品の知名度のある映画ばかり選んでしまいます。
最近はレンタル店に行っても観たい作品が無いと思っていましたが、また知らない監督や作品を探す切っ掛けになるかもしれません。
そういう意味も含め
個人的には観て良かった映画になったかな・・・と思います。
◆「光と血」 2017年/日本 【113分】
監督:藤井道人 脚本:小寺和久/藤井道人 撮影:今村圭佑 音楽:堤裕介 出演:世良佑樹/打越梨子/小林夏子/出原美佳/南部映次/しいたけを/野沢ハモン/坂井裕美/前林恒平/風間晋之介
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