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ウォルター・ウェイジャー著 「ダイ・ハード2」 【物置整理045】

■ウォルター・ウェイジャー著 小梨直訳 「ダイ・ハード2」 (二見書房; 改訂版/1990年刊)

Mou.jpg daiha-do002.png

夜のケネディ空港で非常事態が勃発した。
謎のテロ・グループの手で航空管制機能を完全に麻痺させられたのだ。
犯人側の要求は服役中の同志7名の釈放。
ニューヨーク市警・対テロリスト課の警部マローンは事態の収拾に傾注する。
が、折悪しく猛吹雪に見舞われる中、上空で着陸を控えた何機もの旅客機は燃料切れによる墜落の時が目前。
しかも乗客のひとりはマローンの愛娘だった。
「マンハッタン殲滅計画」の俊英が描く大型サスペンス。


ウォルター・ウェイジャーはアメリカの小説家で、日本ではあまり知られていないのですが、1977年公開のチャールズ・ブロンソン主演の「テレフォン」や1986年アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ゴリラ」の原作小説を書いた方らしいです。

映画「ダイ・ハード(1作目)」がアメリカの小説家ロデリック・ソープが書いた「Nothing Lasts Forever」が原作なのは以前に書きましたが、本作は1990年公開の「ダイ・ハード2」の原作(原題は「58 Minutes」)。

なので、主人公やその他の設定はまるっきり違うのですが、空港、テロ・グループ、航空管制機能の麻痺、猛吹雪などのガジェットは映画に反映されています。

内容に関してはもう覚えてないのですが・・・・ストーリーは面白いが、どこか派手さや盛り上がりに欠け、その分映画の方が面白く感じた作品・・・・だったように記憶します。

ただ、このように映画の原作って事で、一般ではあまり知られていない海外小説が日本でも紹介されるのは喜ばしい事だと思っております。

そして、それが映画と違う内容ならば、マニアにとってはもっと嬉しい事。

近年ではそんな本の読み方はしなくなりましたが、やっぱり好きなんですよね・・・映画を観た後で原作小説と比べるのが。

ちなみに「ダイ・ハード3」も竹書房よりノベライズが発刊されましたが、そちらは原作では無いので購入いたしませんでした。

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