荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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真梨幸子著 「アルテーミスの采配」
真梨幸子著 「アルテーミスの采配」 (幻冬舎文庫/2018年2月第1刷)を読む。

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。
原稿は〝僕は犯人ではない。本当の黒幕は〟という告白の途中で終わっていた。
好奇心のあまり調査を始める渚だったが、やがて原稿に張り巡らされた罠に気付く――。
一頁目から無数の罠が読者を襲う、怒濤の一気読みミステリ。
★★★★★・・・・・(5/10)

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。
原稿は〝僕は犯人ではない。本当の黒幕は〟という告白の途中で終わっていた。
好奇心のあまり調査を始める渚だったが、やがて原稿に張り巡らされた罠に気付く――。
一頁目から無数の罠が読者を襲う、怒濤の一気読みミステリ。
★★★★★・・・・・(5/10)
著者の作品は「殺人鬼フジコの衝動」「ふたり狂い」を読んだと記憶しますが、あまり気分の良くないイヤミス作品でした(まぁ、好きですけど)。
なので、多少は覚悟して読み始めましたが、やっぱり前半でもかなり嫌な気分にさせられました(笑)。
前半は女優連続不審死事件に巻き込まれるルポライターのお話で、後半はそのルポライターの原稿を偶然読んでしまった出版社で働く派遣社員のお話。
ただ、この前半・・・・かなり読みづらい部分が多く、最初は理解しようとしましたが、途中から
「あぁ、もしかしてここの部分が謳い文句の“一頁目から無数の罠が読者を襲う”で、引っ掛けなのだな・・・」
と思い、大いに騙されるつもりで曖昧な部分もスルーして読み続けました。
そして後半戦、
前半のスルーしていた部分が足を引っ張りました。
もうちょっと真剣に相関図なんか作っとけばよかった。
コロコロ変わる視点に誰が誰だかついては行けず、出てくる真実も「あぁ、そうなんだ・・・」との反応。
そして結局は
「あぁ、そうなのね」
って感じで読了。
もうちょっとのめり込んで読んでいたらかなり面白い作品でしょうが
私は駄目でした。
もう一度、最初から読み直そうかと思いましたが
こんな嫌なお話をもう一度読み返す体力は今の私にはありません。
やっぱりこのドロドロ感は、男性より女性の方が好きなのかもしれませんね。
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なので、多少は覚悟して読み始めましたが、やっぱり前半でもかなり嫌な気分にさせられました(笑)。
前半は女優連続不審死事件に巻き込まれるルポライターのお話で、後半はそのルポライターの原稿を偶然読んでしまった出版社で働く派遣社員のお話。
ただ、この前半・・・・かなり読みづらい部分が多く、最初は理解しようとしましたが、途中から
「あぁ、もしかしてここの部分が謳い文句の“一頁目から無数の罠が読者を襲う”で、引っ掛けなのだな・・・」
と思い、大いに騙されるつもりで曖昧な部分もスルーして読み続けました。
そして後半戦、
前半のスルーしていた部分が足を引っ張りました。
もうちょっと真剣に相関図なんか作っとけばよかった。
コロコロ変わる視点に誰が誰だかついては行けず、出てくる真実も「あぁ、そうなんだ・・・」との反応。
そして結局は
「あぁ、そうなのね」
って感じで読了。
もうちょっとのめり込んで読んでいたらかなり面白い作品でしょうが
私は駄目でした。
もう一度、最初から読み直そうかと思いましたが
こんな嫌なお話をもう一度読み返す体力は今の私にはありません。
やっぱりこのドロドロ感は、男性より女性の方が好きなのかもしれませんね。
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