荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
太田紫織著 「ホームズは北海道で怪異を嗤う」
太田紫織著 「ホームズは北海道で怪異を嗤う」 (双葉文庫/2018年12月第1刷)を読む。

アフリカ帰りの医師・和戸一郎は、札幌にあるホームズ超常科学研究所・所長の河邊鐡臣の助手となった。
眉目秀麗な青年実業家の河邊が、なんでオカルトでホームズ?
実は河邊には、ある事故をきっかけに16歳の可憐な少女の魂が乗り移っていた。
河邊の意識が戻るのは一日15分。
自分の身体に起こった謎を解くため、ホームズ&和戸さん(ワトソン)は、北海道で起こる謎の怪事件に挑む!
★★★★・・・・・・(4/10)

アフリカ帰りの医師・和戸一郎は、札幌にあるホームズ超常科学研究所・所長の河邊鐡臣の助手となった。
眉目秀麗な青年実業家の河邊が、なんでオカルトでホームズ?
実は河邊には、ある事故をきっかけに16歳の可憐な少女の魂が乗り移っていた。
河邊の意識が戻るのは一日15分。
自分の身体に起こった謎を解くため、ホームズ&和戸さん(ワトソン)は、北海道で起こる謎の怪事件に挑む!
★★★★・・・・・・(4/10)
疲れないで読める本を・・・
との思いでチョイスした本作。
著者のお名前は存じませんが、以前TVで放映していた観月ありささん主演のドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の原作者の方だそうです・・・・あのドラマ、最初は観ていましたが途中から観なくなりました・・・単純に面白くなかったから。
著者は北海道の方なのですね、道理で北海道の描写が細かいわけだ・・・・・と思っていましたが、ちょっと多すぎませんか?
物語には直接関係ないのですから、そこら辺はさらっと流しても!と言う描写が多くて、物語のテンポを乱している気がします。
そもそも設定からして分かり辛いです。
30代の男の体に16歳の女性が乗り移っていると言うのは良しとしても、それを無理矢理ホームズに結び付け、お互いに「ホームズ」「ワトソン」「ハドソン」などと呼び合う場面は読んでいてコチラが気恥ずかしい。
また、超常現象や怪異と謳っている割にはそこの部分は薄く、言い訳がましい説明的な台詞が多いのには鼻白んでしまいます。
そこに主人公の謎に満ちた過去とかぶち込まれても、オジさんにはついていけませんでした。
これは・・・私の選択ミスです。
残念ながらこちらは私が楽しめる作品ではなかったようです。
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との思いでチョイスした本作。
著者のお名前は存じませんが、以前TVで放映していた観月ありささん主演のドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の原作者の方だそうです・・・・あのドラマ、最初は観ていましたが途中から観なくなりました・・・単純に面白くなかったから。
著者は北海道の方なのですね、道理で北海道の描写が細かいわけだ・・・・・と思っていましたが、ちょっと多すぎませんか?
物語には直接関係ないのですから、そこら辺はさらっと流しても!と言う描写が多くて、物語のテンポを乱している気がします。
そもそも設定からして分かり辛いです。
30代の男の体に16歳の女性が乗り移っていると言うのは良しとしても、それを無理矢理ホームズに結び付け、お互いに「ホームズ」「ワトソン」「ハドソン」などと呼び合う場面は読んでいてコチラが気恥ずかしい。
また、超常現象や怪異と謳っている割にはそこの部分は薄く、言い訳がましい説明的な台詞が多いのには鼻白んでしまいます。
そこに主人公の謎に満ちた過去とかぶち込まれても、オジさんにはついていけませんでした。
これは・・・私の選択ミスです。
残念ながらこちらは私が楽しめる作品ではなかったようです。
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