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大沢在昌著 「暗約領域 新宿鮫XI」 

大沢在昌著 「暗約領域 新宿鮫XI」 (光文社/2019年11月初版)を読む。

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犯罪者に食らいついたら離さない――執拗な捜査で闇社会の住人から「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島。

心の支えとなる人物二人との別れをほぼ同時に経験した鮫島は、捜査に没頭することで虚ろな気持ちを誤魔化していた。

その最中、新宿のヤミ民泊で男の射殺死体を発見。

被害者の身元、実行犯とも不明。

鮫島は捜査を開始する。

一方、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌は友人の死を知り来日する。

その友人とは、ヤミ民泊で殺された男だった。

彼は闇のコネクションを駆使し、真相究明に奔走する。

地を這うような鮫島の捜査と怜悧な永昌の動きが次第に交錯していく中、公安も密動を開始、怪しい人物が次々と鮫島の前に現れる。

――新宿に、何かが隠されている?

衝撃作「絆回廊新宿鮫Ⅹ」から8年。

新たな「鮫」伝説が始まる!


★★★★★・・・・・(5/10)

八年前『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』をだしたときに、続篇を書くことは決めていた。が、どう書くかに迷っていた。失ったものを取り戻すことはできない。だからといって前に進まなければ、鮫島ではない。本作で答えは見つかった、そう思っている。
――大沢在昌


でも、八年は待たせ過ぎです。

「新宿鮫」の最新刊・・・とは言え2019年発刊ですが・・・やっと購入いたしました。

主人公が恋人と別れた事、主人公が頼っていた上司が殉職した事・・・それぐらいしか前作の記憶はないので、ちょっと不安になりながらも、期待に胸膨らませ読み始めました。

ただ・・・

前作との繋がり部分でやはり覚えていない箇所はありましたが、そこはそれほど問題ではありません。

なにより物語にノレず、ページが進まないのが大問題です。

「いや、新宿鮫ってこんなに説明の多くて、先が進まないお話だったか?」

分厚い本作にそう感じてしまいました。

ここを過ぎればもっと加速が付き面白くなって行くだろう・・・・

そう期待しながら最後まで。

私が期待し過ぎ?

新しい上司は結局何がしたかったの?

新しい部下のその後は?

これって事件が解決?

鮫島も納得してんの?

う~ん、新宿鮫ってこんなに面白くないお話だったっけ?

また、気になっているのは

主人公、幾つになった?

って事です。

架空の小説の主人公だから歳は食わないのでしょうが、

なんか段々と時代にズレて来ているように感じます。

私感ですが

本作は今までの「新宿鮫」シリーズの中で一番面白くないエピソード

でした。

67sikisyouonnkennjyuu.jpg 中国製消音拳銃六七式

【蛇足】
来年は1999年に発刊された著者の近未来小説「撃つ薔薇 AD2023涼子」の舞台となる年です。
あの小説の中では鮫島の未来が語られていましたが・・・・その姿は本作とはまるで別です。
また、著者が執筆中の次回作「新宿鮫Ⅻ 黒石(ヘイシ)」で繋がるとは思えませんので
どうやらそちらはパラレルワールドってやつでしょうか。


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ジャンル : 小説・文学

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