荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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深町秋生著 「アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅲ」
深町秋生著 「アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III」 (幻冬舎文庫/2013年6月初版)を読む。

自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。
警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。
権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。
硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。
★★★★★★・・・・(6/10)

自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。
警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。
権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。
硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。
★★★★★★・・・・(6/10)
何か最近女性の刑事モノを多く読んでいる気がします・・・姫川玲子~雪平夏見と続き、今度は八神瑛子です。
前2人はテレビドラマ化もされた有名な女刑事モノですが、こちらも一応、シリーズ累計発行部数は34万部を突破し、米倉涼子氏でドラマ化もされた作品。
女性刑事モノにしては、他に比べ(主人公が組対という事もありますが)バイオレンス色が強いのが特徴でしょうか。
「アウトバーン」「アウトクラッシュ」に続くシリーズ3部作の最終巻です。
前2作を通して続いていた「夫を殺したのは誰か?」と言う謎は解決しましたが、事件自体は警察内部の腐敗と暴力団との癒着で、この手の刑事モノとしてはよくあるパターンで終わりとしては多少の物足りなさを残すお話でした。
ただ、対立していた上司との関係や犯人の最後の言葉など、他の刑事モノとはちょっと違うラストは面白かったです。
女性刑事の物語として群を抜いて“ワル”の主人公の活躍をもう少し見たかった気がしますが・・・・
と、調べたらどうやら続編があるようで。
「インジョーカー」と言うタイトルらしいのですが、「アウト」の後は「イン」で攻めるのでしょうか。
次回作が単行本になり、古本屋で安く購入できるようになるまで、しばらくは期待しながらお待ちしています。

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前2人はテレビドラマ化もされた有名な女刑事モノですが、こちらも一応、シリーズ累計発行部数は34万部を突破し、米倉涼子氏でドラマ化もされた作品。
女性刑事モノにしては、他に比べ(主人公が組対という事もありますが)バイオレンス色が強いのが特徴でしょうか。
「アウトバーン」「アウトクラッシュ」に続くシリーズ3部作の最終巻です。
前2作を通して続いていた「夫を殺したのは誰か?」と言う謎は解決しましたが、事件自体は警察内部の腐敗と暴力団との癒着で、この手の刑事モノとしてはよくあるパターンで終わりとしては多少の物足りなさを残すお話でした。
ただ、対立していた上司との関係や犯人の最後の言葉など、他の刑事モノとはちょっと違うラストは面白かったです。
女性刑事の物語として群を抜いて“ワル”の主人公の活躍をもう少し見たかった気がしますが・・・・
と、調べたらどうやら続編があるようで。
「インジョーカー」と言うタイトルらしいのですが、「アウト」の後は「イン」で攻めるのでしょうか。
次回作が単行本になり、古本屋で安く購入できるようになるまで、しばらくは期待しながらお待ちしています。

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