荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
清水崇監督 「ホムンクルス (2021)」
映画「ホムンクルス」を観る。

新宿で車上生活を送る名越進。
記憶も感情も失った彼は、謎めいた研修医・伊藤学と出会い、頭蓋骨に穴を空ける“トレパネーション”という手術を受ける。
しかしそれは禁断の実験で、名越が右目を手で覆い、左目だけで見ると、人間が異形の姿に変貌していた。
伊藤によると、他人の心の歪みが視覚化されたイメージ“ホムンクルス”が見えているのだという。
こうして、否応なしに人間の心の闇と対峙するハメになり、混乱していく名越だったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)


新宿で車上生活を送る名越進。
記憶も感情も失った彼は、謎めいた研修医・伊藤学と出会い、頭蓋骨に穴を空ける“トレパネーション”という手術を受ける。
しかしそれは禁断の実験で、名越が右目を手で覆い、左目だけで見ると、人間が異形の姿に変貌していた。
伊藤によると、他人の心の歪みが視覚化されたイメージ“ホムンクルス”が見えているのだという。
こうして、否応なしに人間の心の闇と対峙するハメになり、混乱していく名越だったが…。
★★★★★★★・・・(7/10)
随分前に原作漫画は読みましたが、ラストはうろ覚えです。
単行本を購入していましたが、刺激的な内容だけに飽きるのも早く、たぶん最後は立ち読みだったのかな。
前半は良好です。
原作漫画のテイストを残しながらも監督風に味付けされ、物語も上手く纏められていました。
ワザと荒く見辛くしたホムンクルスの映像も良かったと思います。
で、多分オリジナルであろう後半ですが
正直ちょっと分かり辛かったですかね・・・カミさん寝ました。
唐突に「見えているモノが本物か?」ってなって「本当に見えているのか?」ってなって「見えているのは虚像か?」って二転三転して、主人公の過去の事故が重なって、同じく“トレパネーション”して女と出会って・・・・
前半が原作を上手く纏めた分、後半がなんか一気にガチャガチャして「それで終わり?」ってラストになった気がします。
主役の綾野剛氏を含み出演者はみんな良かったんですが。
まぁ、もともとが結構ヤバい漫画なので、2時間には収まらないって事を考えると、苦肉の策だったのかな。
私も含め、観ても分からない人は原作漫画を読むべきでしょう。

◆「ホムンクルス」 2021年/日本 【119分】
監督:清水崇 原作:山本英夫 脚本:内藤瑛亮/松久育紀/清水崇 撮影:福本淳 音楽:ermhoi/江崎文武 出演:綾野剛/成田凌/岸井ゆきの/石井杏奈/内野聖陽
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単行本を購入していましたが、刺激的な内容だけに飽きるのも早く、たぶん最後は立ち読みだったのかな。
前半は良好です。
原作漫画のテイストを残しながらも監督風に味付けされ、物語も上手く纏められていました。
ワザと荒く見辛くしたホムンクルスの映像も良かったと思います。
で、多分オリジナルであろう後半ですが
正直ちょっと分かり辛かったですかね・・・カミさん寝ました。
唐突に「見えているモノが本物か?」ってなって「本当に見えているのか?」ってなって「見えているのは虚像か?」って二転三転して、主人公の過去の事故が重なって、同じく“トレパネーション”して女と出会って・・・・
前半が原作を上手く纏めた分、後半がなんか一気にガチャガチャして「それで終わり?」ってラストになった気がします。
主役の綾野剛氏を含み出演者はみんな良かったんですが。
まぁ、もともとが結構ヤバい漫画なので、2時間には収まらないって事を考えると、苦肉の策だったのかな。
私も含め、観ても分からない人は原作漫画を読むべきでしょう。

◆「ホムンクルス」 2021年/日本 【119分】
監督:清水崇 原作:山本英夫 脚本:内藤瑛亮/松久育紀/清水崇 撮影:福本淳 音楽:ermhoi/江崎文武 出演:綾野剛/成田凌/岸井ゆきの/石井杏奈/内野聖陽
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