荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
武正晴監督 「ホテルローヤル (2020)」
映画「ホテルローヤル」を観る。

北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル“ホテルローヤル”。
経営者の一人娘・雅代は美大受験に失敗し、渋々ながらも家業を手伝うことに。そんなホテルローヤルには、投稿ヌード写真の撮影をするカップル、生活に疲れ果てた夫婦、居場所のない自称ホームレス女子高生と高校教師といった、それぞれに事情を抱えた男女がやって来る。
雅代はアダルトグッズの営業マン宮川への恋心を秘めつつ、黙々と仕事をこなしながら、そんなお客たちの“非日常”の悲喜こもごもを、観察するともなく見つめていくのだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10) 、


北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル“ホテルローヤル”。
経営者の一人娘・雅代は美大受験に失敗し、渋々ながらも家業を手伝うことに。そんなホテルローヤルには、投稿ヌード写真の撮影をするカップル、生活に疲れ果てた夫婦、居場所のない自称ホームレス女子高生と高校教師といった、それぞれに事情を抱えた男女がやって来る。
雅代はアダルトグッズの営業マン宮川への恋心を秘めつつ、黙々と仕事をこなしながら、そんなお客たちの“非日常”の悲喜こもごもを、観察するともなく見つめていくのだったが…。
★★★★★★・・・・(6/10) 、
直木賞を受賞した原作小説は7年前に読んでいます。
連作短編だったので、映画としてどのような作りになっているのか興味がありました。
また、私自身も釧路生まれなので、その風景も楽しみに鑑賞。
う~ん、ホテルが舞台なのでほぼ風景はありませんね(後で調べたら札幌ロケが多いようで)。
そのせいでしょうか、なんか釧路って田舎町(失礼!)の雰囲気が感じられなかったですね・・・これなら別に釧路でなくても良かった気がします。
また、これは私の勝手な感覚なのですが
映画にするなら活字よりもっとリアルで生々しくする必要があったのでは。
主人公を含む登場人物たちの心理描写がとても希薄でみんな無機質に見えてしまいました。
特にラストの主人公の旅立ちが下手なテレビドラマの演出のようで嫌でした。
期待しましたが、1回観たらもういいかな。

カミさんが途中で飽きて
「こんな話、前に映画で観たよね」
と言っていましたが、たぶん桜木さん原作で相武紗季さん主演の「硝子の葦」でしょう。
あれは・・・結構面白かったよ。
◆「ホテルローヤル」 2020年/日本 【104分】
監督:武正晴 原作 原作:桜木紫乃 脚本:清水友佳子 撮影:西村博光 音楽:富貴晴美
主題歌:Leola 出演:出演:波瑠/松山ケンイチ/余貴美子/原扶貴子/伊藤沙莉/岡山天音/正名僕蔵/内田慈/冨手麻妙/丞威/稲葉友/和知龍範/玉田志織/斎藤歩/友近/夏川結衣/安田顕/田中大吉
〇メモ/武正晴監督映画鑑賞一覧
百円の恋(2014)/嘘八百(2017)/銃(2018)/ホテルローヤル(2020)
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連作短編だったので、映画としてどのような作りになっているのか興味がありました。
また、私自身も釧路生まれなので、その風景も楽しみに鑑賞。
う~ん、ホテルが舞台なのでほぼ風景はありませんね(後で調べたら札幌ロケが多いようで)。
そのせいでしょうか、なんか釧路って田舎町(失礼!)の雰囲気が感じられなかったですね・・・これなら別に釧路でなくても良かった気がします。
また、これは私の勝手な感覚なのですが
映画にするなら活字よりもっとリアルで生々しくする必要があったのでは。
主人公を含む登場人物たちの心理描写がとても希薄でみんな無機質に見えてしまいました。
特にラストの主人公の旅立ちが下手なテレビドラマの演出のようで嫌でした。
期待しましたが、1回観たらもういいかな。

カミさんが途中で飽きて
「こんな話、前に映画で観たよね」
と言っていましたが、たぶん桜木さん原作で相武紗季さん主演の「硝子の葦」でしょう。
あれは・・・結構面白かったよ。
◆「ホテルローヤル」 2020年/日本 【104分】
監督:武正晴 原作 原作:桜木紫乃 脚本:清水友佳子 撮影:西村博光 音楽:富貴晴美
主題歌:Leola 出演:出演:波瑠/松山ケンイチ/余貴美子/原扶貴子/伊藤沙莉/岡山天音/正名僕蔵/内田慈/冨手麻妙/丞威/稲葉友/和知龍範/玉田志織/斎藤歩/友近/夏川結衣/安田顕/田中大吉
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