荒雑録落合正幸監督　「感染 (2004)」

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» 2023 . 11

落合正幸監督　「感染 (2004)」

映画「感染」を観る。

経営危機に陥り、まともな治療も出来ないまま多くの患者を抱えるとある病院。

建物の老朽化も進み、医薬品や備品も足りない劣悪な環境に、患者ばかりか医者や看護婦の心身も限界に達していた。

そんな中、入院患者の一人の容態が急変する。

急いで対応に当たる医師の秋葉と魚住だったが、ふとした不注意から患者を死なせてしまう。

明らかな医療ミスに動揺し、事故の隠蔽を図る医師たち。

そんな混乱する医師たちを尻目に、今度は内臓が溶け始めた急患が運び込まれてくる。

しかし、かつてない奇怪な症状の患者に、病院はいかなる対応のすべも持っていなかった…。

今、お名前だけ見ると豪華な俳優陣に思えますが、当時はどうだったのでしょう。

正直、この豪華俳優陣が演じるほどの内容では無かった気がするのですが。

営業危機で医薬品や備品も足りず劣悪な環境で働く医者と看護婦たち。

肉体的にも精神的にも限界の現場の中で事件は起こる・・・・って出だしは良かったのですよ。

ちょっとリアルだし、ある意味怖いし。

サイコ・サスペンスばりに

罪の意識や追いつめられた心などまともな状態じゃない精神が“伝染”していくってお話かと思いきや

緑のドロドロが出てきました。

血が緑になって体が解ける伝染病です。

お話は一気にホラーへ。

ここら辺から記憶が曖昧。

私も伝染したのか、20分ほど他の次元に飛んでいました。

なので★は付けません。

最後に意味が分からんのは、途中観ていないせいか、それともそんなお話なのか。

意味ありげなブランコはいったい何だったのでしょう。

それと、内容には関係ないのですが

感染対策に関しては過敏になっていたここ数年。

この医者や看護婦の感染に対する甘い対応には観ているコッチが腹立ちました。

◆「感染」　2004年／日本　【94分】
監督：落合正幸　原案：君塚良一　脚本：落合正幸　撮影：増井初明　音楽：配島邦明　主題歌：奥田美和子　出演：佐藤浩市／高嶋政伸／星野真里／真木よう子／木村多江／羽田美智子／モロ師岡／山崎樹範／草村礼子／南果歩／佐野史郎

〇メモ／落合正幸監督映画鑑賞一覧
パラサイト・イヴ（1996）／催眠（1999）／感染（2004）／呪怨－終わりの始まり－（2014）／呪怨－ザ・ファイナル－（2015）

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