荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
アダム・ウィンガード監督 「ゴジラVSコング (2021)」
映画「ゴジラVSコング」を観る。

モンスターたちの戦いで地球は壊滅的な被害を受け、人類が世界各地で懸命の復興を進める中、ゴジラが再び姿を現し、フロリダにあるハイテク企業エイペックス社を襲撃する。
同社のCEOウォルターは特務機関モナークやネイサン・リンド博士らに協力を仰ぎ、ゴジラに対抗するためのプロジェクトを進めていく。
やがてその一環として、眠らされたコングが髑髏島(スカルアイランド)から連れ出され、ある場所へと海上を運ばれていく。
その傍らには、コングと唯一心を通わせることができる少女ジアがいた…。
★★★★★★★・・・(7/10)


モンスターたちの戦いで地球は壊滅的な被害を受け、人類が世界各地で懸命の復興を進める中、ゴジラが再び姿を現し、フロリダにあるハイテク企業エイペックス社を襲撃する。
同社のCEOウォルターは特務機関モナークやネイサン・リンド博士らに協力を仰ぎ、ゴジラに対抗するためのプロジェクトを進めていく。
やがてその一環として、眠らされたコングが髑髏島(スカルアイランド)から連れ出され、ある場所へと海上を運ばれていく。
その傍らには、コングと唯一心を通わせることができる少女ジアがいた…。
★★★★★★★・・・(7/10)
「GODZILLA ゴジラ (2014)」「キングコング:髑髏島の巨神 (2017)」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019)」に続く“モンスター・バース”シリーズの第4弾。

わくわくしながら鑑賞しました。
今までの集大成、怪獣バトルはとても面白かったです。
そこだけでも観る価値はあったと思います。
【ネタバレあり】
ですが、設定やストーリーは適当でご都合主義。
地球空洞説やそこにあるエネルギーなど、今までにないほど漫画チックになっています。
登場人物も多すぎて・・・このキャラいる?って感じで、結局それぞれの収拾がついていません。
日本代表の小栗旬も渡辺謙にとって代わることなく白目をむいて昇天。
予習してなかったのでメカゴジラが出て来るなんて驚きましたが・・・
そうですよね。
タイトルに「VS」が付いている映画は、そこに第3の敵が現れて、結局は協力して敵を倒すのがパターン。
そんな日本のヒーロー物の王道パターンを今回はハリウッドも踏襲し、最後はゴジラが「これで借りは返した」と背中越しに目配せして去っていく姿がハードボイルドでカッコいい。
2時間近く飽きずに鑑賞できましたが、たぶんこれが最後の“モンスター・バース”でしょうか。
決定的なラストシーンは無かったので、もしかしたらまだ続くのかもしれませんが、ここまでストーリーが稚拙になってしまっては、あとはもう怪獣のアクションとバリエーションだけの、昔の日本の「ゴジラシリーズ」になってしまう気がします。
ハリウッド版のヘドラやジェットジャガーを観てみたい気もしますが、ゴジラの後ろ姿にこの先が心配になったオジさんでした。
◆「ゴジラvsコング GODZILLA VS. KONG」 2021年/アメリカ 【114分】
監督:アダム・ウィンガード 原案:テリー・ロッシオ/マイケル・ドハティ/ザック・シールズ 脚本:エリック・ピアソン/マックス・ボレンスタイン 撮影:ベン・セレシン 出演:アレキサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘンリー/小栗旬/エイサ・ゴンサレス/イリー・ホトル/ランス・レディック/カイル・チャンドラー/デミアン・ビチル/ハキーム・ケイ=カジーム/ロニー・チェン/ジョン・ピルチェロ/クリス・チョーク
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わくわくしながら鑑賞しました。
今までの集大成、怪獣バトルはとても面白かったです。
そこだけでも観る価値はあったと思います。
【ネタバレあり】
ですが、設定やストーリーは適当でご都合主義。
地球空洞説やそこにあるエネルギーなど、今までにないほど漫画チックになっています。
登場人物も多すぎて・・・このキャラいる?って感じで、結局それぞれの収拾がついていません。
日本代表の小栗旬も渡辺謙にとって代わることなく白目をむいて昇天。
予習してなかったのでメカゴジラが出て来るなんて驚きましたが・・・
そうですよね。
タイトルに「VS」が付いている映画は、そこに第3の敵が現れて、結局は協力して敵を倒すのがパターン。
そんな日本のヒーロー物の王道パターンを今回はハリウッドも踏襲し、最後はゴジラが「これで借りは返した」と背中越しに目配せして去っていく姿がハードボイルドでカッコいい。
2時間近く飽きずに鑑賞できましたが、たぶんこれが最後の“モンスター・バース”でしょうか。
決定的なラストシーンは無かったので、もしかしたらまだ続くのかもしれませんが、ここまでストーリーが稚拙になってしまっては、あとはもう怪獣のアクションとバリエーションだけの、昔の日本の「ゴジラシリーズ」になってしまう気がします。
ハリウッド版のヘドラやジェットジャガーを観てみたい気もしますが、ゴジラの後ろ姿にこの先が心配になったオジさんでした。
◆「ゴジラvsコング GODZILLA VS. KONG」 2021年/アメリカ 【114分】
監督:アダム・ウィンガード 原案:テリー・ロッシオ/マイケル・ドハティ/ザック・シールズ 脚本:エリック・ピアソン/マックス・ボレンスタイン 撮影:ベン・セレシン 出演:アレキサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘンリー/小栗旬/エイサ・ゴンサレス/イリー・ホトル/ランス・レディック/カイル・チャンドラー/デミアン・ビチル/ハキーム・ケイ=カジーム/ロニー・チェン/ジョン・ピルチェロ/クリス・チョーク
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