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柴田哲孝著 「下山事件完全版―最後の証言」

柴田哲孝著 「下山事件完全版―最後の証言」 (祥伝社文庫/2017年第13刷)を読む。

20220807001 (5)

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「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」
祖父の23回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。
昭和24年(1949)7月5日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。
翌6日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。
戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。
かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。
祖父は何者だったのか。
そして亜細亜産業とは。
親族、さらに組織の総師へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相!
日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラーに、新たな取材、情報を加筆した完全版!

※解説 「どの下山事件関連書より興奮を覚えた」 櫻井よしこ(ジャーナリスト)
定価:本体857円+税


「下山事件」自体は知りませんが

「下山事件」と言う戦後最大のミステリーと呼ばれる事件があって、

それが今も未解決とされ、時々ミステリー作品にその名が出てくる

ってのは知っています。

※「ゴルゴ13」「奇子」「BILLY BAT」「闇の伴走者」等

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なので、「どんな事件なのか?」と問われると答えられません。

興味はあるので“ちょっとした好奇心”で本作を購入しました。

出だしは上々。

既に他界している祖父が、「下山事件」に関与しているかもしれない・・・と知った作者が事件を調べ始める

と言う、まるで小説の様な展開。

ですが

読み進める内に

いやいや、“ちょっとした好奇心”で読める作品ではないと判断。

単純な謀殺と片付けられない戦後の時代背景と複雑な人間関係や組織図。

こりゃ、腰据えて読まなければ。

また、作中に登場する関連関係本とも照らし合わせたい。

と言う訳で本作は

読みながら理解できるように、私自身もいろいろと整理しながら読む本としますので

多分、読み終わるのは何年もあとになるでしょう。

いつになるかは分かりませんが

感想はその時まで。

【蛇足】

こちらもまた2重の表紙になっている文庫本でした。

ただ、今まで私が購入した事のあるのは主に「映画化」などのCMのためでしたが、本作は「文庫X」と、何か分からないCM内容。

なので、調べてみたら

「文庫X」とは、2016年に盛岡の書店で売り出された「内容、タイトル、作者の名前さえ隠した手書きの表紙がかかった本」の事らしいです。

結局この本の正体は清水潔著「殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―」(新潮文庫)だった事が後でわかるのですが、この斬新な販売方法が話題を呼び、同年末には全国47都道府県の600店以上の書店で販売されたとか。

いやいや知りませんでした。

本作はそれと同じくノンフィクションだって言う事で便乗した広告なのかな。

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ジャンル : 本・雑誌

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