荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
仏国ドラマ 「アストリッドとラファエル 文書係の事件録 (2020)」 【1】
録画したドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」第1~5話を観る。

パリの犯罪資料局に勤める文書係アストリッドは、ずばぬけた知識と論理的な思考を持っている。子どものころに自閉症と診断されたアストリッドが、特に強い興味を持ったのが「パズル」だった。警察官だった亡き父を通して触れた捜査の調書はアストリッドにとってまさにパズル。示された手がかりを分析、解明していくと、事件の真相が現れるのだ。いまや犯罪科学の専門家の域に達しているが、人づきあいを避けて静かに暮らしていた。
一方、警視ラファエルは、普段は少々がさつなところもあるが、経験と鋭い直感、抜群の行動力で犯人を追い詰める敏腕刑事。ある医師の不可解な死亡事件を捜査中に、アストリッドから誰も気づかなかった過去の類似事件の資料を提供される。そのたぐいまれな才能に気づいたラファエルは、アストリッドに捜査への協力を依頼。お互いの違いを受け入れ補い合い、友情と信頼の絆を深めながら、力をあわせて難事件を解決していく。
■第1話 「Puzzle パズル(前編)」

パリの犯罪資料局の文書係アストリッドは、ずばぬけた知識と論理的な思考で犯罪科学の専門家並みの能力を持つ。子どものころに自閉症と診断され、人づきあいを避けて静かに暮らしてきた。あるとき、医師が銀行で金を引き出した直後に焼身自殺を図るという不可解な事件が起きる。警視のラファエルは、2年前の類似事件との関連を調べに犯罪資料局へ。すると、頼んでいない別の類似事件の資料をアストリッドから渡される。
■第2話 「Puzzle パズル(後編)」

3件の殺人現場に残された犯人の印がカトレアの花だと判明。その1つ、カトレアの絵を調べるとコロンビアの輸入品を扱う店で購入されたものだった。ちょうど同じころ、アストリッドもコロンビアという共通点にたどり着いていた。死亡した3人の医師が同時期にコロンビアを訪れていたことを突き止めたラファエルとアストリッドは、出張を手配した研究所へ。担当者マルコムが怪しいとにらんでいたが、予期せぬことが起きる。
■第3話 「Hantise 1 呪われた家 前編」

大物議員タルカンの脱税の公判中に弁護士カーリシアンが突然倒れて亡くなる。事件性のない心臓発作と思われたが、ラファエルはアストリッドに犯罪学者として同行を頼む。アストリッドの指摘で恐怖によるショック死だったと判明。さらにカーリシアンの車が爆破され、事件として捜査を開始。ラファエルはカーリシアンが最後に電話した男リボーの屋敷で妻からリボーが行方不明だと聞く。さらに妻は屋敷で起こる超常現象について話す。
■第4話 「Hantise 2 呪われた家 後編」

リボーの屋敷で隠された地下室を見つけたラファエルとアストリッドは、そこでリボーの遺体を発見。地下室に転落して動けないラファエルは、アストリッドにニコラへの連絡を頼むが、待っている間に幽霊を見て気絶してしまう。リボーは地下室で刺殺されたとわかるが、アストリッドが壁に殴打による別の古い血痕を発見。さらにそこにあった100年以上前の小麦粉の袋から異臭がすると指摘。その臭いから、ある過去の事件を思いだす。
■第5話 「Chainon Manquant ミッシング・リング」

自然史博物館に勤務する女性ダナの遺体が展示室で発見される。遺体を見たアストリッドは、すぐに死因は溺死だと指摘。だが、深夜にダナが博物館に入る姿が防犯カメラに写っており、死んでから運ばれたのではない。どうやって溺死したのか?アストリッドは、ダナが過去に恐竜の化石の密売容疑で不起訴になっていたことを突き止める。ラファエルは、そのとき有罪になった男が、ちょうど恐竜の化石を競売に出したと知り会場へ向かう。
★★★★★★★・・・(7/10)

パリの犯罪資料局に勤める文書係アストリッドは、ずばぬけた知識と論理的な思考を持っている。子どものころに自閉症と診断されたアストリッドが、特に強い興味を持ったのが「パズル」だった。警察官だった亡き父を通して触れた捜査の調書はアストリッドにとってまさにパズル。示された手がかりを分析、解明していくと、事件の真相が現れるのだ。いまや犯罪科学の専門家の域に達しているが、人づきあいを避けて静かに暮らしていた。
一方、警視ラファエルは、普段は少々がさつなところもあるが、経験と鋭い直感、抜群の行動力で犯人を追い詰める敏腕刑事。ある医師の不可解な死亡事件を捜査中に、アストリッドから誰も気づかなかった過去の類似事件の資料を提供される。そのたぐいまれな才能に気づいたラファエルは、アストリッドに捜査への協力を依頼。お互いの違いを受け入れ補い合い、友情と信頼の絆を深めながら、力をあわせて難事件を解決していく。
■第1話 「Puzzle パズル(前編)」

パリの犯罪資料局の文書係アストリッドは、ずばぬけた知識と論理的な思考で犯罪科学の専門家並みの能力を持つ。子どものころに自閉症と診断され、人づきあいを避けて静かに暮らしてきた。あるとき、医師が銀行で金を引き出した直後に焼身自殺を図るという不可解な事件が起きる。警視のラファエルは、2年前の類似事件との関連を調べに犯罪資料局へ。すると、頼んでいない別の類似事件の資料をアストリッドから渡される。
■第2話 「Puzzle パズル(後編)」

3件の殺人現場に残された犯人の印がカトレアの花だと判明。その1つ、カトレアの絵を調べるとコロンビアの輸入品を扱う店で購入されたものだった。ちょうど同じころ、アストリッドもコロンビアという共通点にたどり着いていた。死亡した3人の医師が同時期にコロンビアを訪れていたことを突き止めたラファエルとアストリッドは、出張を手配した研究所へ。担当者マルコムが怪しいとにらんでいたが、予期せぬことが起きる。
■第3話 「Hantise 1 呪われた家 前編」

大物議員タルカンの脱税の公判中に弁護士カーリシアンが突然倒れて亡くなる。事件性のない心臓発作と思われたが、ラファエルはアストリッドに犯罪学者として同行を頼む。アストリッドの指摘で恐怖によるショック死だったと判明。さらにカーリシアンの車が爆破され、事件として捜査を開始。ラファエルはカーリシアンが最後に電話した男リボーの屋敷で妻からリボーが行方不明だと聞く。さらに妻は屋敷で起こる超常現象について話す。
■第4話 「Hantise 2 呪われた家 後編」

リボーの屋敷で隠された地下室を見つけたラファエルとアストリッドは、そこでリボーの遺体を発見。地下室に転落して動けないラファエルは、アストリッドにニコラへの連絡を頼むが、待っている間に幽霊を見て気絶してしまう。リボーは地下室で刺殺されたとわかるが、アストリッドが壁に殴打による別の古い血痕を発見。さらにそこにあった100年以上前の小麦粉の袋から異臭がすると指摘。その臭いから、ある過去の事件を思いだす。
■第5話 「Chainon Manquant ミッシング・リング」

自然史博物館に勤務する女性ダナの遺体が展示室で発見される。遺体を見たアストリッドは、すぐに死因は溺死だと指摘。だが、深夜にダナが博物館に入る姿が防犯カメラに写っており、死んでから運ばれたのではない。どうやって溺死したのか?アストリッドは、ダナが過去に恐竜の化石の密売容疑で不起訴になっていたことを突き止める。ラファエルは、そのとき有罪になった男が、ちょうど恐竜の化石を競売に出したと知り会場へ向かう。
★★★★★★★・・・(7/10)
NHKで「スーパーマン&ロイス」の後で放映していた刑事ドラマです。
流れで録画していましたが、やっと鑑賞し始めました。
どっか、アメリカや北欧と違う雰囲気だな~と思っていたら、フランス作品なのですね。
珍しい・・・と言うか、私はフランスのドラマって観た事がありませんでしたが
これが結構、面白い。
思いついたら猪突猛進の女刑事と、自閉症で論理的な犯罪資料局文書係の女性のバディもの。
よくある「対人関係に問題がある天才」とは違い、自閉症側からの視点で日常生活の問題や対人関係が語られる部分は、他の刑事ドラマとは違った奥行を感じさせます。
ミステリとしても・・・たまに分かり辛い部分はありますが・・・よく出来ています。
女刑事がちょっとステレオタイプなのが気になりますが、この先は彼女の息子も関わったり、文書係の過去(母親?)も絡んだりして、また違った展開が生まれるのでしょう。
「スーパーマン&ロイス」よりは前のめりで鑑賞できる作品です。
以後も期待します。
◆「アストリッドとラファエル 文書係の事件録 Astrid et Raphaëlle」 2020年/フランス・TV 【シーズン1全10話】
企画:アレクサンドル・ド・セガン/ローラン・ブルタン 脚本:アレクサンドル・ド・セガン/ローラン・ブルタン 監督:エルサ・ベネット/イポリット・ダール/フレデリック・ベアト 出演:サラ・モーテンセン/ローラ・ドヴェール/ブノワ・ミシェル/ウスキ・キアル/メレディン・ヤクビ/ジャン=ルイ・ギャルソン/ジョフロワ・チボー
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流れで録画していましたが、やっと鑑賞し始めました。
どっか、アメリカや北欧と違う雰囲気だな~と思っていたら、フランス作品なのですね。
珍しい・・・と言うか、私はフランスのドラマって観た事がありませんでしたが
これが結構、面白い。
思いついたら猪突猛進の女刑事と、自閉症で論理的な犯罪資料局文書係の女性のバディもの。
よくある「対人関係に問題がある天才」とは違い、自閉症側からの視点で日常生活の問題や対人関係が語られる部分は、他の刑事ドラマとは違った奥行を感じさせます。
ミステリとしても・・・たまに分かり辛い部分はありますが・・・よく出来ています。
女刑事がちょっとステレオタイプなのが気になりますが、この先は彼女の息子も関わったり、文書係の過去(母親?)も絡んだりして、また違った展開が生まれるのでしょう。
「スーパーマン&ロイス」よりは前のめりで鑑賞できる作品です。
以後も期待します。
◆「アストリッドとラファエル 文書係の事件録 Astrid et Raphaëlle」 2020年/フランス・TV 【シーズン1全10話】
企画:アレクサンドル・ド・セガン/ローラン・ブルタン 脚本:アレクサンドル・ド・セガン/ローラン・ブルタン 監督:エルサ・ベネット/イポリット・ダール/フレデリック・ベアト 出演:サラ・モーテンセン/ローラ・ドヴェール/ブノワ・ミシェル/ウスキ・キアル/メレディン・ヤクビ/ジャン=ルイ・ギャルソン/ジョフロワ・チボー
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