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猪崎宣昭監督 「二流小説家 シリアリスト (2013)」

DVDで映画「二流小説家 シリアリスト」を観る。

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売れない小説家の赤羽一兵のもとに、連続殺人事件で死刑判決を受けた呉井大悟から、自分の告白本の執筆を頼みたいとの手紙が届く。
呉井は自分の熱狂的な信者である三人の女性を取材し、自分を主人公とした官能小説を書いてくれれば、告白本の出版を許可すると告げた。
一流小説家になりたい赤羽は官能小説の執筆を開始するが、取材のため三人目の女性を訪ねた際、頭部のない死体と赤いバラの花を発見する。
それは12年前、呉井が起こしたとされる連続殺人事件とまったく同じ手口の犯行だった。


★★★★★・・・・・(6/10)

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原作はアメリカの推理作家デイヴィッド・ゴードンの処女作でVCU新人作家賞を受賞し、エドガー賞 処女長編賞の最終候補となった作品と聞きます。

日本では翻訳ミステリー大賞の最終候補となったほか、「文藝春秋/週刊文春ミステリーベスト10 2011年(海外部門)」、「宝島社/このミステリーがすごい! 2012年版(海外編)」、「早川書房/ミステリが読みたい! 2012年版(海外篇)」の全てで1位を獲得した人気の小説です(本国ではそうでもないようですが)。

当時は私も読みたいと思っていた小説ですが、その後は何とも話題に上がる事はなく忘れていましたね。

ビデオ屋で本作を見つけ、思い出してレンタル。

正直、海外の小説を日本に直した映像化であんまり成功した例はなく、内心心配しながら鑑賞しましたが・・・・

出だしはよかったです。

レクターのような殺人鬼よりの告白本執筆の依頼に「何故、自分の様な二流作家に?」と訝しむ主人公。

そして主人公が殺人鬼の熱狂的信者三人への取材を始めると起こる殺人事件。

ただ、ここら辺よりストーリーよりも、チープで陳腐な演出が次から次へと気になりだします。

海外のモノを無理矢理、日本に直しているからか?とも思いましたが、そのためリアル感も無くなっちゃって、ストーリーのみを追っかけるようになってしまいました。

また、ミスディレクションでしょうか、余計な人物の登場や思わせぶりな演出。

犯人も登場と同時に何となくアタリがついてしまいますし、殺人鬼もだんだんと過剰な演技が鼻につく。

途中はコチラが考え過ぎて「高校生の姪って本当は実在しないんじゃないの」なんて考えてしまいました。

途中は狙われる主人公と、睡魔と私の戦いでした。

そして事件解決と、私の嫌いな「TV出身の監督にありがちな、取って付けたように余計なエピローグ」で終了。

素直に

原作はもっと面白いのだろうな・・・・

と思わせる映画でした。

最後まで謎だったのは

演技が上手いとは言えない長嶋一茂氏や今野敏氏の出演は何故?

※2015年に公開された「恋する♡ヴァンパイア」は本作とは関係ないですよね(笑)

◆「二流小説家 シリアリスト」 2013年/日本 【113分】
監督:猪崎宣昭 原作:デイヴィッド・ゴードン 脚本:尾西兼一/伊藤洋子/三島有紀子/猪崎宣昭 撮影:高田陽幸 音楽:川井憲次 主題歌:泉沙世子 出演:上川隆也/片瀬那奈/平山あや/小池里奈/黒谷友香/賀来千香子/でんでん/高橋惠子/長嶋一茂/戸田恵子/中村嘉葎雄/佐々木すみ江/本田博太郎/伊武雅刀/今野敏/武田真治

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