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岨手由貴子監督 「あのこは貴族 (2020)」

レンタルDVDで映画.「あのこは貴族」を観る。

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榛原華子は東京生まれの箱入り娘。
何不自由なく育ってきたが、20代後半になり、恋人に振られたことで焦り始め婚活に奔走する。
そして、ついに良家の生まれである弁護士の青木幸一郎と出会い、運命の相手と確信する。
一方、地方出身で、名門大学入学を機に上京した時岡美紀。
学費が続かず中退した彼女だったが、OLとして働きながら今も東京でがんばっていた。
しかし仕事にやりがいを見出せるわけでもなく、腐れ縁の青木幸一郎との関係にも行き詰まりを感じ始める美紀だったが…。

★★★★★・・・・・(5/10)

たしか2021年度のキネマ旬報ベストテンに入っていた作品だったのでレンタルしました(6位でした)。

原作者の作品は初めてですし、監督の映画も初めてです。

anokohakizoku002_20221023171338198.jpg

固定化された階級社会の中で仕事や結婚や妊娠など、対照的な境遇の2人の女性の葛藤と成長を描いたお話です。

男性社会を非難しているようにも見えたお話ではありますが、どうも観ている側にそこは刺さらず、どちらかと言うと女性を中心とした自分探しの物語に思えました。

なので

ちょっとオジさんには響かなかったかな。

固いがきっちりと作られたと思わせる雰囲気は好印象でした。

ですが、個人的には主人公二人と各親友たちの置かれている現実はまだ甘く・・・まぁ貴族の方はそうなんでしょうが、庶民の方もなんかそれほど不幸や格差を感じる事ができなかった印象。

おまけにその二人が旦那挟んで対決するのかと思えば、妙に分かりあっちゃうし。

結局、貴族の方も旦那さんの“もっと上の世界”があって、それはそれで主人公たちも受け入れた上での選択だったって事でしょう。

anokohakizoku003.jpg

タイトルの「あのこは貴族」って、誰が誰に言った言葉なんだろう。

登場人物の男性諸兄、特に高良健吾氏演じる旦那の心情が最初から最後まで理解できず(私が庶民だからか?)唯一、ちょっと感情移入ができたのは叔父の山中崇さんの役ぐらいでしたね。

多分本作は

地方の三流大学出の庶民でサラリーマンのオッさんが観ても、ピンとは来ることのないお話でしょう。

◆「あのこは貴族」 2020年/日本 【124分】
監督:岨手由貴子 原作:山内マリコ 脚本:岨手由貴子 撮影:佐々木靖之 出演:門脇麦/水原希子/高良健吾/石橋静河/山下リオ/佐戸井けん太/篠原ゆき子/石橋けい/山中崇
※第13回TAMA映画賞最優秀作品賞受賞
※第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞(水原希子)受賞
※第26回新藤兼人賞プロデューサー賞(西ヶ谷寿一)受賞


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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