荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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小林勇貴監督 「全員死刑 (2017)」
レンタルDVDで映画「全員死刑」を観る。

首塚タカノリは弱小ヤクザ一家の次男坊。
一家は莫大な借金を抱え、上納金も払えず追い詰められていた。
そこで小心者の父テツジ、ヒステリックな母ナオミ、小狡い長男サトシは、近所の資産家パトラから金を奪う計画を立てていた。
ところがサトシはその金を独り占めしようと、両親に内緒でタカノリをたき付け、パトラ家へ現金強奪に向かわせる。
しかしクスリでハイになっていたタカノリは、居合わせたパトラの次男をいきなり絞殺してしまうのだったが…。
★★★★・・・・・・(4/10)


首塚タカノリは弱小ヤクザ一家の次男坊。
一家は莫大な借金を抱え、上納金も払えず追い詰められていた。
そこで小心者の父テツジ、ヒステリックな母ナオミ、小狡い長男サトシは、近所の資産家パトラから金を奪う計画を立てていた。
ところがサトシはその金を独り占めしようと、両親に内緒でタカノリをたき付け、パトラ家へ現金強奪に向かわせる。
しかしクスリでハイになっていたタカノリは、居合わせたパトラの次男をいきなり絞殺してしまうのだったが…。
★★★★・・・・・・(4/10)
2004年に福岡県で起きた大牟田4人殺害事件をモデルとした映画だそうです。
実際の事件の映像化と知り興味が沸きレンタルしました。
で、期待して鑑賞したのですが・・・・・
私は駄目でしたね。
鈴木智彦氏のノンフィクション「我が一家全員死刑」を原作としていますが、「事実を元にしたフィクション」であり、物語として脚色は行われているらしいです。
その脚色・演出がことごとく私には“駄”に感じました。
主人公の俳優及びその兄役の俳優の演技が良かっただけに、なおさらでしたね。
笑いを入れる部分、ホラーを入れる部分、エログロを入れる部分、説明分を入れる部分、すべて「ここで?」って思いましたし、音楽も私にはちぐはぐにしか思えなかった。
登場人物たちが激安のクズ野郎なのは分かりますが、それでももう少し人物像に厚みが欲しかったです。
他の出演者たちも・・・知名度とは別に・・・正直役不足のような印象を受けました。
結局最後に最後に残ったのは意味の分からない不快感だけです。
間宮祥太朗さんの出演映画は今後も観るでしょうが、本作は二度と観る事はないでしょう。

◆「全員死刑」 2017年/日本 【98分】
監督:小林勇貴 原作:鈴木智彦 脚本:小林勇貴/継田淳 撮影:鈴木啓造 音楽:中川孝 エンディングテーマ:HER NAME IN BLOOD 出演:間宮祥太朗/毎熊克哉/六平直政/入絵加奈子/清水葉月/落合モトキ/藤原季節/鳥居みゆき/護あさな/中村祐太郎/松田陸/一ノ瀬ワタル
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実際の事件の映像化と知り興味が沸きレンタルしました。
で、期待して鑑賞したのですが・・・・・
私は駄目でしたね。
鈴木智彦氏のノンフィクション「我が一家全員死刑」を原作としていますが、「事実を元にしたフィクション」であり、物語として脚色は行われているらしいです。
その脚色・演出がことごとく私には“駄”に感じました。
主人公の俳優及びその兄役の俳優の演技が良かっただけに、なおさらでしたね。
笑いを入れる部分、ホラーを入れる部分、エログロを入れる部分、説明分を入れる部分、すべて「ここで?」って思いましたし、音楽も私にはちぐはぐにしか思えなかった。
登場人物たちが激安のクズ野郎なのは分かりますが、それでももう少し人物像に厚みが欲しかったです。
他の出演者たちも・・・知名度とは別に・・・正直役不足のような印象を受けました。
結局最後に最後に残ったのは意味の分からない不快感だけです。
間宮祥太朗さんの出演映画は今後も観るでしょうが、本作は二度と観る事はないでしょう。

◆「全員死刑」 2017年/日本 【98分】
監督:小林勇貴 原作:鈴木智彦 脚本:小林勇貴/継田淳 撮影:鈴木啓造 音楽:中川孝 エンディングテーマ:HER NAME IN BLOOD 出演:間宮祥太朗/毎熊克哉/六平直政/入絵加奈子/清水葉月/落合モトキ/藤原季節/鳥居みゆき/護あさな/中村祐太郎/松田陸/一ノ瀬ワタル
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