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まんが秘宝VOL.1 「ぶっちぎりヒーロー道」 【物置整理059】

◆まんが秘宝館編集部 「まんが秘宝VOL.1ぶっちぎりヒーロー道」
  洋泉社MOOK/1997年5月第2刷 定価:本体1200円+税

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昭和40年代から50年代にかけて各漫画雑誌や学年誌、子供向けテレビ情報誌などに掲載された特撮ヒーロー&アニメ番組の漫画、いわゆる“コミカライズ”を特集した1冊です。

私が子供の頃は、『仮面ライダー』や『サイボーグ009』は漫画家の石森章太郎先生が原作漫画を描き、それを特撮やアニメ化したものがテレビ番組だと思っていました。

つまりは原作漫画あってのテレビ番組。

手塚治虫大先生しかり、永井豪先生しかり。

ですが大きくなって(分かっている人には蛇足ですが)、『マグマ大使』『サンダーマスク』、『サイボーグ009』『仮面ライダー』、『キューティーハニー』『マジンガーZ』『デビルマン』などなどはテレビで映像化の企画が始まりで、同時進行で番組と漫画が作られていた事実に驚いた記憶があります。

つまりは原作漫画だと思っていたのは原作者自らが自分の企画番組をコミカライズしていたのですね。

そんなコミカライズ作品には特撮やアニメ番組などとはまるで違うストーリーを経て、意外な最終回を迎えた漫画も多く、そちらの方が漫画家の傑作作品になっている場合もありました。

また、当時の子供雑誌に連載されていたテレビ番組のコミカライズした作品、楳図かずお氏の『ウルトラマン』や、池上遼一氏の『スパイダーマン』、尾瀬あきら氏の『鋼鉄ジーグ』など、別ジャンルで有名になった漫画家が昔描いていた作品なども一緒に取り上げています。

絵は好きではなかったのですが、ストーリーがTVと違ってメチャクチャ面白かった桜多吾作氏の『グレンダイザー』や

絵が抜群にカッコいい内山まもる氏の『ウルトラマン』などはモロに世代ですね。

何よりも永井豪氏の漫画『デビルマン』は傑作中の傑作ですし、その後もサーガが続く石川賢氏の漫画『ゲッターロボ』などは大好きでした(トラウマと言ってもいいかも)。

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たぶん記事を描かれているライターの方々は私とほぼ同世代。

なのでこちらの本は

50歳以上のマンガ好きのオッさんじゃなければ、読んでも面白くない1冊だと思いますので

他人には薦めません。

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テーマ : 古書
ジャンル : 本・雑誌

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