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京極夏彦著 「オジいサン」

京極夏彦著「オジいサン」(角川文庫/2020年2月第3版)を読む。

20221129001 (2)

72歳の益子徳一は定年退職後、公団アパートで一人暮らし。
誰かに優しく「オジいサン」と呼かけられたことを思い出したり大した用もないのに訪ねてくる田中電気の二代目と言い合いしたり、調子に乗って変な料理を作ったり――。
一日一日をきちんと大事に、そしてあるがままに生きる徳一は、何気ない日常の中で、ささやかだけれど大切なことに気づいてゆく。
ほっこり笑えてちょっぴり胸が温まる、連作短編集。
解説:宮部みゆき
定価:本体760円(税別)


いずれ私もこのような時が来ると思います。

作者もそんなつもりで書いたのではないでしょうか。

ただ、まだ私はこの域には達しておりません。

1話1話、読み終わるとホッコリとはするのですが

そこに至るまでの内容が読んでいてまどろっこしいです。

著者の作品は得てして説明や蘊蓄が多いのですが

本書に関しては説明や蘊蓄ではなく

年寄りの思考の堂々巡りなもので

ここら辺の文章を楽しめない読者には無理かと。

思ったより時間がかかったので

第3話を読了した時点で断念しました。

なので★はつけません。

次回、著者の作品を読むのは「鵺の碑(ぬえのいしぶみ)」にしたいと思います。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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