荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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夢枕獏著 「キマイラ14 望郷変」
夢枕獏著「キマイラ14 望郷変」(朝日新聞出版/ソノラマノベルス/2019年5月第1刷)を読む。


【内容紹介等】
大鳳吼は九十九三蔵の協力を得て、織部深雪を拉致したルシフェル教団のもとへ。
深雪の無事を確かめるが、庭で番犬と化した菊地に出会う。
一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、森で宿敵ボックに出くわす。
著者渾身の大河シリーズ「キマイラ」待望の最新刊!
あとがき ―春雷そして俳句― 夢枕獏
定価:本体900円+税
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
【感想・コメント】
ブッ●オフだと6~700円代なのですが、近所の古本屋に400円代で売っていたので14巻、15巻を買ってしまいました。
“買ってしまった”と言うのは、仕方が無くって意味でして・・・だって買ったら読んでしまいますし、15巻を読んでしまったら、こんどは続きがまだ出ていなくて、またあの
「早くキマイラの続編を!!!」
という40年も続く哀願と怒りと著者に対する愛憎の感情が湧き出てしまいますので、出来れば16巻が出るまでは15巻は買いたくなかったのですが・・・・
なんて言い訳しても、買ったからには他の読みかけの本をほっぽり出してでも読んでしまうのは、40年経っても変わらずです。

案の定、すぐに読み終えました。
そして物語は・・・・・
やっぱりあまり進んでいないように思えてしまいます。
本作では
大鳳と菊池の邂逅
ボックと龍王院の対決
赤のエピソード
ここら辺がメインです。

クライマックスに向け、それぞれが収束していかなければならないのですが
個人的にはその気配が感じられません。
何となく
すべてはこれから
って終わり方になるようで怖いのですが
我慢しきれず15巻を読み始めます。
出来れば年内に16巻の発売を願いつつ・・・・

※徐市のエピソードは先日読んだ「大江戸恐龍伝」でも書いていましたね、夢枕センセ。
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■朝日新聞出版ソノラマノベルス 表紙:寺田克也。



※幻獣少年・朧変 (2008年6月発行)/餓狼変・魔王変 (2008年6月発行)/菩薩変・如来変 (2008年7月発行)



※涅槃変・鳳凰変 (2008年8月発行)/狂仏変・独覚変 (2008年12月発行)/胎蔵変・金剛変 (2009年1月発行)



※梵天変・縁生変 (2009年4月発行)/群狼変・昇月変 (2009年5月発行)/玄象変 (2010年08月発行)



※鬼骨変 (2014年9月発行)/明王変(2015年11月発行)/曼荼羅変(2017年1月発行)


※堕天使変 (2018年3月発行)/望郷変(2019年5月発行)


【内容紹介等】
大鳳吼は九十九三蔵の協力を得て、織部深雪を拉致したルシフェル教団のもとへ。
深雪の無事を確かめるが、庭で番犬と化した菊地に出会う。
一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、森で宿敵ボックに出くわす。
著者渾身の大河シリーズ「キマイラ」待望の最新刊!
あとがき ―春雷そして俳句― 夢枕獏
定価:本体900円+税
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
【感想・コメント】
ブッ●オフだと6~700円代なのですが、近所の古本屋に400円代で売っていたので14巻、15巻を買ってしまいました。
“買ってしまった”と言うのは、仕方が無くって意味でして・・・だって買ったら読んでしまいますし、15巻を読んでしまったら、こんどは続きがまだ出ていなくて、またあの
「早くキマイラの続編を!!!」
という40年も続く哀願と怒りと著者に対する愛憎の感情が湧き出てしまいますので、出来れば16巻が出るまでは15巻は買いたくなかったのですが・・・・
なんて言い訳しても、買ったからには他の読みかけの本をほっぽり出してでも読んでしまうのは、40年経っても変わらずです。

案の定、すぐに読み終えました。
そして物語は・・・・・
やっぱりあまり進んでいないように思えてしまいます。
本作では
大鳳と菊池の邂逅
ボックと龍王院の対決
赤のエピソード
ここら辺がメインです。

クライマックスに向け、それぞれが収束していかなければならないのですが
個人的にはその気配が感じられません。
何となく
すべてはこれから
って終わり方になるようで怖いのですが
我慢しきれず15巻を読み始めます。
出来れば年内に16巻の発売を願いつつ・・・・

※徐市のエピソードは先日読んだ「大江戸恐龍伝」でも書いていましたね、夢枕センセ。
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■朝日新聞出版ソノラマノベルス 表紙:寺田克也。



※幻獣少年・朧変 (2008年6月発行)/餓狼変・魔王変 (2008年6月発行)/菩薩変・如来変 (2008年7月発行)



※涅槃変・鳳凰変 (2008年8月発行)/狂仏変・独覚変 (2008年12月発行)/胎蔵変・金剛変 (2009年1月発行)



※梵天変・縁生変 (2009年4月発行)/群狼変・昇月変 (2009年5月発行)/玄象変 (2010年08月発行)



※鬼骨変 (2014年9月発行)/明王変(2015年11月発行)/曼荼羅変(2017年1月発行)


※堕天使変 (2018年3月発行)/望郷変(2019年5月発行)
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