荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
庵野秀明監督「シン・仮面ライダー(2023)」【3】
映画「シン・仮面ライダー」を観る。

本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、警護と情報提供をする代わりにSHOCKERの排除に協力してほしいと持ちかけられ、協力を結ぶ。
ルリ子はSHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済することを実行するために設立した非合法組織であることを明かす。
ルリ子は戦うことを恐れる本郷を残してSHOCKERの生化学主幹研究者コウモリオーグの元へ単身向かい、本郷は決意を固めてコウモリオーグと対峙し、これを倒す。
一方、ルリ子の兄緑川イチローは彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・一文字隼人を用意する。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
「どの仮面ライダーが好き?」と聞かれたら、「旧1号」と答えるファースト信者の私。
なので、最初から緑のアゴにはみ出る長髪のライダーに興奮しっぱなし。
コートってのは斬新でしたが、かなり邪魔っけですね。
仕掛けられた監督の隠しオマージュも・・・全部とは言いませんが、かなりの部分を見つけて一人嬉々としていました。
抽象的だった風をプラーナと言う説明的(でよくわからない)なエネルギーに変えたのは、ストーリーの展開と相まって良かったと思いますし、ショッカーの成り立ちも興味深かった。
ただラスボスの登場で結局は緑川家の家族争いみたいになって、気持ちスケール感がダウンした気がしました。
イナズマン、ロボット刑事K、キカイダー、ブラック等のオマージュは必要だったか疑問。
個人的にはハチオーグよりもサソリオーグ・・・もうちょっと観たかったな。
仲村トオル氏と安田顕氏、多分としか言えませんがあそことあそこに出ていたんですよね?
本作を観たオッさんの2人に1人は浜辺美波さんを好きになっていると思います。
立花、滝の名乗りは燃えました。
サイクロン号の顔が気に入らなかったのですが、ちらっとしか出なかった新サイクロンは良かったと思う。
ラストは原作通りですね、感動しました。
まだまだ、言い足りないのですが、
良くも悪くも
めちゃくちゃ面白かったのは確かです。

◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
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【以下は趣味です】


本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、警護と情報提供をする代わりにSHOCKERの排除に協力してほしいと持ちかけられ、協力を結ぶ。
ルリ子はSHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済することを実行するために設立した非合法組織であることを明かす。
ルリ子は戦うことを恐れる本郷を残してSHOCKERの生化学主幹研究者コウモリオーグの元へ単身向かい、本郷は決意を固めてコウモリオーグと対峙し、これを倒す。
一方、ルリ子の兄緑川イチローは彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・一文字隼人を用意する。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
「どの仮面ライダーが好き?」と聞かれたら、「旧1号」と答えるファースト信者の私。
なので、最初から緑のアゴにはみ出る長髪のライダーに興奮しっぱなし。
コートってのは斬新でしたが、かなり邪魔っけですね。
仕掛けられた監督の隠しオマージュも・・・全部とは言いませんが、かなりの部分を見つけて一人嬉々としていました。
抽象的だった風をプラーナと言う説明的(でよくわからない)なエネルギーに変えたのは、ストーリーの展開と相まって良かったと思いますし、ショッカーの成り立ちも興味深かった。
ただラスボスの登場で結局は緑川家の家族争いみたいになって、気持ちスケール感がダウンした気がしました。
イナズマン、ロボット刑事K、キカイダー、ブラック等のオマージュは必要だったか疑問。
個人的にはハチオーグよりもサソリオーグ・・・もうちょっと観たかったな。
仲村トオル氏と安田顕氏、多分としか言えませんがあそことあそこに出ていたんですよね?
本作を観たオッさんの2人に1人は浜辺美波さんを好きになっていると思います。
立花、滝の名乗りは燃えました。
サイクロン号の顔が気に入らなかったのですが、ちらっとしか出なかった新サイクロンは良かったと思う。
ラストは原作通りですね、感動しました。
まだまだ、言い足りないのですが、
良くも悪くも
めちゃくちゃ面白かったのは確かです。

◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
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◆エンディング曲
「レッツゴー!! ライダーキック」
作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:藤浩一、メール・ハーモニー
「ロンリー仮面ライダー」
作詞:田中守 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人
「かえってくるライダー」
作詞:滝沢真里 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人


「レッツゴー!! ライダーキック」
作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:藤浩一、メール・ハーモニー
「ロンリー仮面ライダー」
作詞:田中守 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人
「かえってくるライダー」
作詞:滝沢真里 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人


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