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法月綸太郎著 「犯罪ホロスコープ (1) 六人の女王の問題」

法月綸太郎著 「犯罪ホロスコープ(1)六人の女王の問題」(光文社カッパ・ノベルス/2008年1月初版)を読む。

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売れっ子ライター・虻原がマンションから転落死した。
そのマンションには、虻原もかつて所属していた劇団の主宰者が住んでいた。
最近、その劇団の芝居を巡り、二人には感情のもつれがあったらしいのだが…。
虻原は、寄稿した雑誌の最終回のコラムに不可解な俳句を二首、残していた。
さらに「六人の女王にたずねるがいい」という謎のメッセージが。
はたして、俳句に隠された謎とは?(表題作)
星座にまつわる六つの謎を解き明かす、まさに端正な本格推理。

【収録作品】 [牡羊座] ギリシャ羊の秘密/[牡牛座] 六人の女王の問題/[双子座] ゼウスの息子たち/[蟹座] ヒュドラ第十の首/[獅子座 ]鏡の中のライオン/[乙女座] 冥府に囚われた娘 あとがき:法月綸太郎
定価(本体838円+税)
 

【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

前回読んだ著者の「ノックス・マシン」が面白くなかった(私はね)ので今度は「法月綸太郎シリーズ」を読みました。

そうですよね、思い出しました。

著者の作品って

主人公も作風も

非常に地味。

本作も相変わらずでしたね(笑)。

著者らしい展開やトリックなど、本格推理としての読み応えは充分なのですが。

ただ、今回は星座にこだわった短編集なので多少の飾り気は感じられますが、読む側にしては正直面倒くさかったです。

敬愛するクイーンに習っての連作らしいのですが、ちょっと無理矢理な部分は否めないかな。

私が面白かった順番としては

① 冥府に囚われた娘
② 六人の女王の問題
③ ゼウスの息子たち
④ 鏡の中のライオン
⑤ ヒュドラ第十の首
⑥ ギリシャ羊の秘密

ですね。

島荘好きの私としてはやっぱり初めに奇妙な話が出てくる謎解きが好きなので①が好みでした。

また②③は雑誌の懸賞作品だっただけに【問題】【解答】がはっきりと分かる構成でいかにも本格推理の謎解きっぽくて良かったです。

逆に第1話だった⑥に関してはスピーワック社のゴールデン・フリースが想像つかなくて、面白さが半減したのかな。

とは言え、全体的には面白かったです。

「犯罪ホロスコープ(2)三人の女神の問題」も楽しみにしています。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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