荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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堤幸彦監督「20世紀少年〈第1章-〉終わりの始まり (2008)」【2】
レンタルDVDで映画「20世紀少年〈第1章-〉終わりの始まり」を観る。

1969年。
小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。
彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。
1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ていた。
その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。
やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。
20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)


1969年。
小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。
彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。
1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ていた。
その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。
やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。
20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
【感想・コメント】
長崎尚志氏の小説を読み、気になったので「20世紀少年」の映画版3部作をレンタル。
1作目の内容は割と覚えているのですが、一番肝心な「結局、誰が“ともだち”だったの?」ってのは覚えていなかったので、今回は腰を据えて鑑賞。
これは・・・原作を読んでいなければ結構辛いかも。
本作の楽しみ方としては
●あの時代のノスタルジーとパロディ
●配役された豪華俳優陣とマンガの登場人物の妙
●あのカルト教団を彷彿させるサスペンスと、“ともだち”の正体を予想する謎解きミステリ
でしょうかね。
なので
オッさんじゃない人、原作を読んでいない人には、2時間22分は冗長に感じるかも・・・おまけに本作では“ともだち”の正体は明かされぬままですし。

私はケンジよりも多少は年下ですが、原風景としてはほぼ一緒なので懐かしく鑑賞出来ましたし、この頃「スピリッツ」は読んでいましたので内容的にも覚えているので大丈夫。
また、今回の鑑賞では・・・15年前の作品なので当たり前ですが・・・若い出演者たちの姿を楽しむ事が出来ました。
なので
面白かったです。
観ていて何となく思い出したのは・・・確か、あの登場人物(俳優さん)が確か「ともだち」だったかな?
この第1章まではマンガも映画も内容的にはあまり矛盾点も無く、すんなり入れていた気がします。
この後、第2章3章より大風呂敷を広げすぎてとっ散らかった感があります。
マンガを読んだ当時も
ここで止めとけばこじんまりとしているがキレイに終わったのに・・・
と思う反面
ここで終わったらヒネリのない凡作だよな・・・
との思いが混在してましたね。
結果的にはヒネリをきかせて続けた結果がこの大作を生んだので正解だったのでしょうが。
引き続き「第2章〈最後の希望〉」を鑑賞します。

◆「20世紀少年〈第1章-〉終わりの始まり」 2008年/日本 【142分】
監督:堤幸彦 脚本:福田靖/長崎尚志/浦沢直樹/渡辺雄介 原作:浦沢直樹 主題歌:T・レックス 出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之/石塚英彦/宇梶剛士/宮迫博之/生瀬勝久/小日向文世/佐々木蔵之助/佐野史郎/森山未来/津田寛治/片瀬那奈/平愛梨/竹内都子/竜雷太/石橋蓮司/中村嘉津雄/黒木瞳
※そう言えば、堤監督作品ではお馴染みの竜雷太さん扮するベテラン刑事は、今回は野々村課長(ゴリさん)ではなくチョーさんだったのですね(笑)。
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長崎尚志氏の小説を読み、気になったので「20世紀少年」の映画版3部作をレンタル。
1作目の内容は割と覚えているのですが、一番肝心な「結局、誰が“ともだち”だったの?」ってのは覚えていなかったので、今回は腰を据えて鑑賞。
これは・・・原作を読んでいなければ結構辛いかも。
本作の楽しみ方としては
●あの時代のノスタルジーとパロディ
●配役された豪華俳優陣とマンガの登場人物の妙
●あのカルト教団を彷彿させるサスペンスと、“ともだち”の正体を予想する謎解きミステリ
でしょうかね。
なので
オッさんじゃない人、原作を読んでいない人には、2時間22分は冗長に感じるかも・・・おまけに本作では“ともだち”の正体は明かされぬままですし。

私はケンジよりも多少は年下ですが、原風景としてはほぼ一緒なので懐かしく鑑賞出来ましたし、この頃「スピリッツ」は読んでいましたので内容的にも覚えているので大丈夫。
また、今回の鑑賞では・・・15年前の作品なので当たり前ですが・・・若い出演者たちの姿を楽しむ事が出来ました。
なので
面白かったです。
観ていて何となく思い出したのは・・・確か、あの登場人物(俳優さん)が確か「ともだち」だったかな?
この第1章まではマンガも映画も内容的にはあまり矛盾点も無く、すんなり入れていた気がします。
この後、第2章3章より大風呂敷を広げすぎてとっ散らかった感があります。
マンガを読んだ当時も
ここで止めとけばこじんまりとしているがキレイに終わったのに・・・
と思う反面
ここで終わったらヒネリのない凡作だよな・・・
との思いが混在してましたね。
結果的にはヒネリをきかせて続けた結果がこの大作を生んだので正解だったのでしょうが。
引き続き「第2章〈最後の希望〉」を鑑賞します。

◆「20世紀少年〈第1章-〉終わりの始まり」 2008年/日本 【142分】
監督:堤幸彦 脚本:福田靖/長崎尚志/浦沢直樹/渡辺雄介 原作:浦沢直樹 主題歌:T・レックス 出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之/石塚英彦/宇梶剛士/宮迫博之/生瀬勝久/小日向文世/佐々木蔵之助/佐野史郎/森山未来/津田寛治/片瀬那奈/平愛梨/竹内都子/竜雷太/石橋蓮司/中村嘉津雄/黒木瞳
※そう言えば、堤監督作品ではお馴染みの竜雷太さん扮するベテラン刑事は、今回は野々村課長(ゴリさん)ではなくチョーさんだったのですね(笑)。
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