荒雑録 TVドラマ「CODE-願いの代償-(2023)」

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TVドラマ「CODE-願いの代償-(2023)」

◆「CODE-願いの代償-」　2023年／日本・TV　【全10話】
脚本：酒井雅秋／山田能龍　演出：森淳一／木村ひさし／吉川祐太　原作：台湾ドラマ「浮士德遊戲」　音楽：菅野祐悟　主題歌：UVERworld　出演：坂口健太郎／染谷将太／松下奈緒／堀田真由／三浦貴大／兵頭功海／青柳翔／臼田あさ美／鈴木浩介／玉山鉄二

どんな願いも叶えるアプリ“CODE” 婚約者の死の真相を知るために、一人の刑事がこのアプリに手を伸ばす――果たして、恋人の死の真相とは――。
幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップ・クライム・サスペンス。

【点数】　★★★★★・・・・・（5/10）

【感想・コメント】

以前に放送していた「シグナル長期未解決事件捜査班」にも似た雰囲気を持ったサスペンスだと思っていましたが、こちらも原作は台湾のドラマなのですね（シグナルは韓国ドラマでしたが）。

ツッコミ所は満載ですが、そこは、まぁ、深くは考えずに毎週楽しみに観させていただきました。

ただ、大風呂敷を広げた謎に対し、黒幕が見えてくるたびに物語のスケールがだんだんダウンしてきた気がします・・・関わって死んだ人には気の毒なくらい。

最後は「日本が乗っ取られる」ではなく「神奈川県が乗っ取られる」でしたからね。

市川が主人公に向かって言った台詞「Codeを使ってあなたは誰かを幸せにできましたか」は良かったですね、これが本作のキモの部分だった気がします。

オジさん的には「悪の首領」が実はコンピューターだったってオチは、石ノ森先生を思い出して懐かしくて笑ってしまいましたが。

“いかにも”って言うラストも失笑です・・・台湾ドラマもこんな感じなのですかね。