荒雑録さいとう・たかを著「ゴルゴ13」第205巻

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さいとう・たかを著「ゴルゴ13」第205巻

さいとう・たかを著「ゴルゴ13」第205巻（リイド社／SPコミックス／2022年7月初版）を購入。

●ビッグデータ／脚本協力：竹内亨
日本の大手広告代理店のビッグデータを扱う部署が、その強力な情報収集能力を悪用し個人情報から国家機密までありとあらゆるデータを吸い上げ始めた。彼らは独自の諜報機関の設立という計画を進めるのだが......

●未遂案件／脚本協力：ながいみちのり
アメリカ、アトランタ。この街のトラックドライバーの青年の元に、とある弁護士を通して大金が届いた。不審に思った青年はその大金の出所を調べるうちに自らの出生の秘密にたどり着く。その秘密とは······

●ドローン革命／脚本協力：テーラー平良
アメリカの民間軍事会社が独自に軍事用ドローンを開発、その運用試験を南アフリカのスラム街で行なった。しかし試験は地元住民を巻き込む大惨事に発展してしまう。偶然現場に居合わせたゴルゴは住民から仇討ちを依頼される...

【点数】　★★★★★★★・・・（7/10）

【感想・コメント】

古本屋で安かったので、久々に「ゴルゴ」の単行本を購入。

確か最後に買ったのが180巻で、その後集めていた全180巻を古本屋に売ってからなので、2年半ぶりでしょうか・・・こちらも読んだら売っ払いますが。

さいとう先生が亡くなったのが2021年なので、コチラはまだ先生監修の作品ですね。

3編中、「未遂案件」が意外性があり一番面白かったです。

「ドローン革命」は、やっぱりドローンでもゴルゴにかかればただの機械、使っている人間がちゃんと考えなければ兵器としては不完全ってお話で、これはこれでゴルゴらしい構成でした。

「ビッグデータ」は・・・実際にコレに近い事をやってるでしょうね、モデルとなってる天下のD通さんは・・・って感想だけですね(笑)。

バランスの良い1冊だと思いますが、可もなく不可も無く、いつものゴルゴでした。

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