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大友啓史監督「レジェンド&バタフライ (2022)」

TVで映画「レジェンド&バタフライ」を観る。

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政略結婚により織田信長の正室として迎えられた斎藤道三の娘・濃姫。
格好ばかりを気にして“大うつけ者”と呼ばれた信長と、あわよくばその首を狙おうかという強い心を持つ“マムシの娘”こと濃姫は、まるで反りが合わずいがみ合ってばかり。
しかし、今川義元軍を前に弱音を吐く信長を濃姫が叱咤し、桶狭間の戦いを奇跡的な勝利へと導くと、いつしか2人の間は強い絆で結ばれていくのだったが…。


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

キムタクが主演ですので期待しないで観ました。

だからその分、面白く観られたとは思いますが、

やっぱ長かった。

夫婦のラブストーリーを描きたかったのならばもっと二人を描き込むべきですし、大河的な歴史物語にしたかったのであれば人物やエピソードが省略過ぎ。

信長進撃の裏に帰蝶ありとするなら、そこを中心に(特に子供を亡くすまで)夫婦の二人三脚ぶりを描いて欲しかったし、その中で魔王と変わっていく信長の成長と遅疑も見たかった。

光秀の行動も理解できなかったし・・・・

結局、3時間近くかけて中途半端な歴史劇を観せられた感じ。

ただ、思ったよりキムタク&綾瀬はるか氏が良かったので、最後まで耐える事ができました。

出来れば最後はもっとぶっ飛んでハッピーエンドで終わっても良かったとは思うのですが、それならばそれで「歴史と違う」とか文句を言う方もいるのでしょうね、フィクションなのでなんでもありと思うのですが。

そう言えばNHK大河「どうする家康」も家康の妻・瀬名の新解釈もかなり批判をかったと聞きますが、歴史的事実だからって毎回毎回同じお話を見せられるのも面白くはない。

私の好きなタランティーノの映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や「イングロリアス・バスターズ」みたいに、たまには歴史関係なく意外な結末を迎える実写があってもいいと思うのですが・・・・でも、それってきっと今の邦画では人気の漫画やアニメの実写化ぐらいしか出来ないのでしょうね。

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そう言えば・・・・1998年に木村拓哉さんが織田信長を演じたドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」では妻・帰蝶は中谷美紀さんが演じていましたね。

◆「レジェンド&バタフライ」 2023年/日本 【168分】
監督:大友啓史 脚本:古沢良太 キャラクターデザイン:前田勇弥 撮影:芦澤明子 音楽:佐藤直紀 出演:木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、和田正人、高橋努、浜田学、本田大輔、森田想、見上愛、増田修一朗、レイニ、野中隆光、武田幸三、斎藤工、北大路欣也、本田博太郎、尾美としのり、池内万作、橋本じゅん、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀

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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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