荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
内田英治監督「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2022)」
配信で映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」を観る。

歌舞伎町の片隅で、大切な何かを探してる、孤独を抱えた人々。
こころの奥を覗いてみると、誰かを想う大事な気持ちが秘められている。
そして、マリコにも誰にも言えない秘密があった。新宿にある小さなバーのカウンターに立つ女マリコのもう一つの顔は探偵稼業。
ある日「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」というFBIからの謎の依頼をうけ、恋人の自称忍者MASAYAの協力のもと、歌舞伎町に潜む宇宙人に迫ってゆく…。
別れた娘を捜す落ちぶれヤクザや、ホスト狂いのキャバ嬢、その女を狙うシリアルキラー、殺人マシンとして育てられた姉妹の物語が絡み合い、それぞれの心の奥に秘めた想いが交錯するとき、奇跡が起こる。
◎「歌舞伎町にいる」監督:片山慎三◎「歌舞伎町の恋」監督:内田英治◎「鏡の向こう」監督:片山慎三◎「踏切を超えた時」監督:内田英治◎「姉妹の秘密」監督:片山慎三◎「少女A」監督:内田英治
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)


歌舞伎町の片隅で、大切な何かを探してる、孤独を抱えた人々。
こころの奥を覗いてみると、誰かを想う大事な気持ちが秘められている。
そして、マリコにも誰にも言えない秘密があった。新宿にある小さなバーのカウンターに立つ女マリコのもう一つの顔は探偵稼業。
ある日「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」というFBIからの謎の依頼をうけ、恋人の自称忍者MASAYAの協力のもと、歌舞伎町に潜む宇宙人に迫ってゆく…。
別れた娘を捜す落ちぶれヤクザや、ホスト狂いのキャバ嬢、その女を狙うシリアルキラー、殺人マシンとして育てられた姉妹の物語が絡み合い、それぞれの心の奥に秘めた想いが交錯するとき、奇跡が起こる。
◎「歌舞伎町にいる」監督:片山慎三◎「歌舞伎町の恋」監督:内田英治◎「鏡の向こう」監督:片山慎三◎「踏切を超えた時」監督:内田英治◎「姉妹の秘密」監督:片山慎三◎「少女A」監督:内田英治
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
オッさんはタイトルを見て永瀬正敏主演の「私立探偵濱マイク 我が人生最悪の時(1994)」を思い出しました。
なので、そんな探偵モノを期待いていたのですが
出だしより
男(科学者)が持つバスケットケースより謎の光が出て人間が消滅!
主人公への依頼はFBIより逃げた宇宙人(バスケットケースの中身)と科学者の捜索依頼。
相棒の竹野内豊さんはニンジャの末裔。
何?
まるっきりふざけたコメディなの?
と半分諦めて鑑賞しましたが、これが観続けるとなかなかどうして。
肝心の依頼は遅遅として進みませんが、その中で語られるいくつかのエピソードは興味深い。
う~ん、主人公の店に集まる客たちのオムニバス映画かな。
MM号が出てきたりして、けっこう大人な内容もあるし。
「面白い!」ってほどでは無いのですが、短編で観やすく途中で止められない。
たらたらと最後まで鑑賞。

ただ、他のエピソードやキャラの方が印象に強いので、最後に解決される本筋の依頼=クライマックスが味気ないのと、探偵及びその相棒がこの中では結構まともな人間に思えます。
結局、本編の宇宙人のエピソードが一番馬鹿々々しいのに面白く無く、何かねぇ、他のエピソードを結構まともに描いている監督たちの照れ隠しのようにも思えました。
そこが★一つマイナスです。
◆「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」 2022年/日本【116分】
監督:内田英治、片山慎三 脚本:山田能龍、内田英治、片山慎三 撮影:岸建太朗 音楽:小林洋平 主題歌:Da-iCE 出演:伊藤沙莉、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、阿部顕嵐、鈴木聖奈、石田佳央、竹野内豊
◆内田英治監督映画鑑賞一覧
雨に叫べば(2021)、ミッドナイトスワン(2020)、獣道(2017)
◆片山慎三監督映画鑑賞一覧
さがす(2021)
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オッさんはタイトルを見て永瀬正敏主演の「私立探偵濱マイク 我が人生最悪の時(1994)」を思い出しました。
なので、そんな探偵モノを期待いていたのですが
出だしより
男(科学者)が持つバスケットケースより謎の光が出て人間が消滅!
主人公への依頼はFBIより逃げた宇宙人(バスケットケースの中身)と科学者の捜索依頼。
相棒の竹野内豊さんはニンジャの末裔。
何?
まるっきりふざけたコメディなの?
と半分諦めて鑑賞しましたが、これが観続けるとなかなかどうして。
肝心の依頼は遅遅として進みませんが、その中で語られるいくつかのエピソードは興味深い。
う~ん、主人公の店に集まる客たちのオムニバス映画かな。
MM号が出てきたりして、けっこう大人な内容もあるし。
「面白い!」ってほどでは無いのですが、短編で観やすく途中で止められない。
たらたらと最後まで鑑賞。

ただ、他のエピソードやキャラの方が印象に強いので、最後に解決される本筋の依頼=クライマックスが味気ないのと、探偵及びその相棒がこの中では結構まともな人間に思えます。
結局、本編の宇宙人のエピソードが一番馬鹿々々しいのに面白く無く、何かねぇ、他のエピソードを結構まともに描いている監督たちの照れ隠しのようにも思えました。
そこが★一つマイナスです。
◆「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」 2022年/日本【116分】
監督:内田英治、片山慎三 脚本:山田能龍、内田英治、片山慎三 撮影:岸建太朗 音楽:小林洋平 主題歌:Da-iCE 出演:伊藤沙莉、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、阿部顕嵐、鈴木聖奈、石田佳央、竹野内豊
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