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我孫子武丸著「裁く眼」

我孫子武丸著 「裁く眼」(文藝春秋/文春文庫/2019年6月第1刷)を読む。

20231123 (1)

法廷画家が描いたその絵は危険すぎる――。
美人被告人は残忍な殺人鬼か、それとも聖女なのか?
漫画家になりそこね、路上で似顔絵を描いて生計をたてていた袴田鉄雄。
ある日、テレビ局からの急な依頼を受け、連続殺人事件裁判の「法廷画」を描くことに。
注文通り仕上げた絵が無事に放送に使われた直後、何者かに襲われて怪我を負う。
鉄雄の絵には一体なにが描かれていたのだろうか?
容疑者の美人被告人は残忍な殺人鬼なのか、それとも聖女なのか?
頭の回転の速い姪っ子、警察官、テレビ局、それぞれの思惑と発言が絡み合い、裁判の展開は意外な方向へ。
予測不能、驚愕の法廷サスペンス。

解説・北尾トロ(ライター)


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

著者の作品を読むのは・・・・約20年ぶり?でしょうか。

「殺戮にいたる病」で始まり「探偵映画」や「〇の殺人シリーズ」「鞠夫シリーズ」など一時期に一気に読んだ記憶があります・・・すべてがもう、うろ覚えですがハマったのは事実です。

ゲームをあまりしない私でしたが著者がシナリオを担当した「かまいたちの夜」はその流れでやった記憶があります(多分最後までには至ってないけど)。

古本屋で目に留まったので購入しました。

まずは法廷画家と言うあまり馴染みのない職業を取り上げているのが斬新です。

また、女子中学生が探偵(?)なので、あまり重くは無らずサクサクと読めるのが良かったです。

2日で読了しました。

う~ん、ですが

容疑者の事件が関わってくると思っていたので、裁判となっている事件に関する説明が足りない・・・どうも容疑者の背景が見えて来ないとは感じていました。

また、途中の推理部分で主人公の描いた絵に何か特別なものがあるのでは?と予測して「もしかして本格推理ではなく特殊能力とか非化学現象とか?」と勘繰っていました。

そこの判断がつかないまま読み進めると

あれ、このままだったらページが足りない!

と思った途端、事件解決&犯人の自白で物語は終了。

いやいや、お話としてはキレイに纏まっているし、それなりに面白いのですが

我孫子作品としては非常の物足りない!

houteihamurabi002.jpg

謳い文句の

容疑者の美人被告人は残忍な殺人鬼なのか、それとも聖女なのか?
頭の回転の速い姪っ子、警察官、テレビ局、それぞれの思惑と発言が絡み合い、裁判の展開は意外な方向へ。
予測不能、驚愕の法廷サスペンス。


この3行が内容に全然合っていないと感じた作品です。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : 我孫子武丸小説

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