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スティーヴン・キング著「ファインダーズ・キーパーズ(下)」

スティーヴン・キング著 白石朗訳 「ファインダーズ・キーパーズ(下)」(文藝春秋/文春文庫/2020年2月第1刷)を読む。

kinngusyousetufasinanntoka (2)

掘り出した金は底を突き、ピートは妹の進学のために未発表原稿を金に換えようとするが、出獄した犯罪者モリスが消えたお宝を追って魔手を伸ばす。
少年を救うために立ちあがったのはメルセデス・キラーを捕らえた退職刑事ホッジズと仲間たち。
巨匠がアメリカ文学と犯罪小説への愛をこめて描くノンストップ・ミステリ。
訳者あとがき:白石朗 解説:堂場瞬一(作家)

定価(本体880円+税)


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

役者が揃って終わった上巻から一気に事件は進展し、下巻では登場人物たちがそれぞれのクライマックスに向かい疾走します。

上巻が大いなるプロローグだった分、コチラも一気にテンションが上がったのですが・・・・

いえ、面白かったのですよ。

面白かったのですが、あまりにも終わりがあっけなくて。

おまけに最後のどんでん返しを期待しましたが、そんな事は無く予定調和で終了。

まぁ、良く考えると今回の犯人は前回同様サイコ糞野郎ですが、精神的にも肉体的にも前回の犯人を上回る狂気や緻密さを持ち合わせていないのが、いまいちコチラがもり上がらなかった理由かな。

また、第1部と第3部がつながった事件なので、第2部の独立した本作が何となく他と比べると地味に感じてしまったのかもしれません。

それでも過去と現在が交互に語られる導入部とか、2人の少年(片方は後にジジィになりますが)の文学作家に引き込まれる過程なんかは私にはとても面白く読めたのですが。

ただ、驚いたのは後半になって次回作につながる伏線がいくつも張ってある事。

いや~これを読んでから「任務の終わり」を読んだら、出だしの印象はかなり変わったはず。

何とも悔やまれます。

あれ、本作の一番の役割ってもしかして

第3部につながる探偵となった主人公の現状とその仲間の絆と

第1部の犯人の病状と第3部への伏線とプロローグ

って事なのかな?

本作の終わりを読んだファンなら絶対「続きが読みたい!」ってなっちゃうもんね。

ちょっとズルい気がしました。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : スティーヴン・キングファインダーズ・キーパーズ

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