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ユッシ エーズラ・オールスン著「特捜部Q―知りすぎたマルコ―」

ユッシ エーズラ・オールスン著 吉田薫訳 「特捜部Q –知りすぎたマルコ-」 (ハヤカワ・ミステリ/2014年7月第1刷)を読む。

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特捜部Q」――未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の一部署である。
「Q」が今回挑むのは、外務官僚の失踪事件だ。
真面目で心優しいこの官僚は、出張先のアフリカからなぜか予定を早めて帰国後、ぷっつりと消息を絶った。
背後には大掛かりな公金横領が絡むようなのだが……。
事件のカギを握るのは、叔父が率いる犯罪組織から逃げ出したばかりの十五歳の少年マルコ。
この賢い少年と「Q」の責任者カール・マーク警部補がすれ違い続ける間に、組織の残忍な手がマルコに迫るのだった!
人気シリーズ第五弾

訳者あとがき:吉田薫
定価(本体2000円+税)


【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)

【感想・コメント】

上巻を読み終わったので、下巻を「高くてもいいから買うか」と思っていた所・・・

いやいや探してみるモノです。

古本屋でハヤカワ・ポケット・ミステリ版を発見!(税込110円でした)。

こちらは上・下に分かれていない1冊なのでこれを購入すれば最初から上巻はいらなかったのですが、下巻を安価で購入したと思えば得した気分。

訳者もあとがきも一緒なので違和感はありません・・・ただ、地下鉄で読むにはちょっとかさばりますが。

つづき(560ページ中290ページ)より読み始めました。

マルコの過去や追っかけっこに多少のダレを感じていましたが、後半からやっと事件が動き出しスピード感が出てきました。

映画版とは全然違うお話になっていたのもよりGOOD!

さすが本シリーズ、残りはイッキ読みでした。

犯罪組織から逃げ出した子ども=マルコを中心にお話は進み、並行してODAの不正と横領した者同士の騙し合い、最後にはウラの暗殺集団の登場など。

間に失踪者の家族と子どもの交流を交えるトコロなんかはなかなか泣かせる演出でした。

主人公たち特捜部は後追いの捜査になってなかなか事件の真相が見えて来ませんが、彼らの職場や私生活にも変化があってそれぞれ大忙し。

マルコが何度も悪党たちの魔手から逃れる場面は出来過ぎかな・・・とは思いましたが

とても面白かったです!!

今までにないくらい勧善懲悪なストーリーで最後は清々しい終わり方(悪党の一人が捕まらずに逃亡中ってのも今までにないか・・・バチが当たるけど)。

ただ、マルコの視点が物語の大半を占め、これまでのシリーズとはちょっと違った作りになっていたのは確か。

ファンとしてはソコが若干物足りなさを残します。

今回初めて「釘打ち事件」の捜査状況が語られますが、もしかして本シリーズの最後はそちらに繋がるのかな?

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さて次の第6作は「特捜部Q―吊された少女―」。

こちらはまだ映像化されていませんので

しばらくしたら我慢できず読み始めるのでしょう。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : 北欧ミステリ小説特捜部Q警察ドラマ

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