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ユッシ エーズラ・オールスン著「特捜部Q―吊された少女―(下)」

ユッシ エーズラ・オールスン著 吉田薫訳 「特捜部Q-吊された少女-(下)」 (ハヤカワ・ミステリ文庫/2017年5月発行)を読む。

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事件の現場である風光明媚なボーンホルム島に赴いたQの面々。
そこには少女轢き逃げ事件に関する膨大な資料が待っていた。
その中で示唆されていた轢き逃げ犯は、ワーゲンバスに乗ったヒッピー風の男。
逆さ吊りにされた美少女とどんな関係が?
男を追ううち、カールたちはスピリチュアルな世界に足を踏み入れることに。
慣れない雰囲気に戸惑いつつ捜査を進めた先では、新興宗教の影もちらついてきて…。
人気シリーズ第6弾。

訳者あとがき:吉田薫
定価(本体860円+税)


【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)

【感想・コメント】

前半はややスローテンポだったので後半イッキに畳みかけるか?とおもいきや

ま~今回ほど捜査が進まない事件は初めてではないでしょうか?

事件の核心である宗教団体にたどり着くまでに時間がかかり過ぎ。

とは言っても時系列に進むもう一つのお話はその間にもどんどん進んでいくのですが。

そして今回もカールとアサドは取っ捕まって生死の境に(捕まり過ぎ)。

ラストの意外な犯人には驚かされましたが、出だしの警官の自殺はそこに繋がっていたと納得。

相変わらず面白かったです。

ですが・・・まぁ、前回の「知りすぎたマルコ」は何となくマルコ目線で物語が進み、今までとは一風変わった趣向だったので、今回は元に戻った「特捜部Q」を期待しましたが、やはり「Pからのメッセージ」や「カルテ番号64」の時よりは多少トーンダウンした印象です・・・こちらの期待度が上がっているせいもあるのでしょうが。

そのためでしょうか?

主人公のカールだけではなく、アサドやローセそれぞれ抱えている問題が浮き彫りになったり、「釘打ち事件」の捜査が進行したりと、主となる事件の他に次回に引き継がれるエピソードが多々登場するのは。

新人ゴードンもこれから何か問題を抱え込むのかな?

本作はシリーズ第6作ですが、最近本国で発売された第10作がどうやらシリーズの最終巻だそうです。

となると、折り返し地点であるここら辺からゴールに向けて少しづつ動きが出てくるのでしょう、上記もシリーズラストに繋がる伏線なのかなとも考えられます。

次回は第7弾の「特捜部Q-自撮りする女たちー」。

私事ですが腰を痛め1か月ほど入院するので、またすぐに読んでしまうのでしょう。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : ミステリ北欧警察

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