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入院中読書【08】 西村京太郎著「十津川警部 ダブル誘拐」

院内にあった西村京太郎著「十津川警部 ダブル誘拐」(徳間文庫/2013年4月初版)を読む。

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三月三日、東京と小樽で七歳の少女の誘拐事件が発生した。
二人の少女の名前は、奇しくも同じ「ミカ」で、犯人が要求する身代金も、一億五百万と一致していた。
二つの事件には、明らかに関連があると見た十津川警部は捜査に乗りだす。
そして第三、第四の誘拐事件が…。
またしても被害者は同名同年齢の少女だった。

定価:本体638円+税


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

西村京太郎氏の小説を初めて読んだのは探偵・左文字シリーズの「華麗なる誘拐(1977)」だったと記憶します。

それがとても面白かったのでシリーズの「消えた巨人軍(1976)」「ゼロ計画を阻止せよ(1977)」を立て続けに読みましが、これが私には今一つで、その後、現在に至ります。

著者がトラベルミステリ作家として有名になり、作品が次々と2時間ドラマ化される頃にはその内容の薄さ(小説は読んでいないのですべてドラマを観た感想です)から、正直、ミステリ作家としての私の評価は低かったのは事実です。

今回、入院中の院内に何冊か置いてあったので読んでみました。

1冊目は2003年発表作品「十津川警部 ダブル誘拐」でシリーズとしては197作目※(?)だそうです。
※シリーズのカウントの仕方には正式なモノは無く、こちらはあるネットのウケウリです。

タイトルでは「ダブル」になっていますが作中では連続4件の誘拐事件。

別々の場所でありながら女の子の名前と年齢の共通点、不自然な身代金の金額など、王道の誘拐モノに凝ったアイデアをプラスした展開は、それこそ昔読んだ「華麗なる誘拐」を彷彿させてくれました。

ただ、犯人(実行犯)の動機が説得力に欠けた気がしたのと、これだけ大きな事件なのに結局追っていたのは十津川警部とカメさんの2人だけなので、派手な展開は無く、淡々と物語が進むのに違和感と物足りなさを感じました。

まぁ古今東西、名探偵モノは探偵の推理だけで事件を解決するお話がほとんどなので、どちらかと言うと刑事モノとして読むべきではないのかもしれません。

久々の著者の作品、面白かったです!

※あれ、この作家こんなに句読点が多かったかな?

doramatotukawakeibutati (2)
※ドラマの十津川警部=高橋英樹

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説ミステリトラベル

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