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入院中読書【12】 西村京太郎著「十津川警部 子守唄殺人事件」

院内にあった西村京太郎著「十津川警部 子守唄殺人事件」(双葉文庫/2020年1月第1刷)を読む。

nisimurakyoutarou04022024 (1)

銀座のクラブのママが殺された。
死体の口にはおしゃぶりが、胸には子供をあやすでんでん太鼓が置かれていた。
さらに演歌歌手が殺され、この死体の口にもおしゃぶりがあり、胸にはこけしが置かれていた。
奇妙な遺留品は、日本各地の子守唄を暗示していることに注目した十津川はやがて、「子守唄を守る会」の存在を知る。
そして、連続殺人事件は意外な方向に進み始めた。
※2009年度作品
定価:本体640円+税


【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)

【感想・コメント】

本作もトラベルミステリっぽくない一編・・・と言うか、十津川シリーズ=トラベルミステリと決めてかかっているこちらが悪い?

前に読んだ3作もそうですが、魅力的で不可思議な謎を最初にど~んと読者に提示して推理を証明していくタイプの作品かな。
ただ、ちょっと今回は・・・・

殺した死体の口におしゃぶりを咥えさせ、胸にはでんでん太鼓(嗣はこけし)だなんて、サスペンスと言うより笑えるホラーかバカミスの感覚(決してクリスティや横溝では無いです)。

では事件の進展とともにそんな事をした犯人の深い糸が明確になるかと思いましたが・・・なんかしっくりこない。

確かに犯人(たち)の目的は分かりましたが、それを訴えるのにコレですか?

テーマとしてはとても社会的で、我が家にも通ずる夫婦の生き方でもあるのですが、そんなに掘り下げる事無く犯人逮捕で終了。

個人的には犯人側と被害者側(の主張)が逆にしてプラスアルファを加えたらこっちも納得できる動機になったと思います(天つばで申し訳ございません)。

終わりに進むにしたがってトーンダウンし、最後は「あぁ、そうですか・・」って感じでした。

犯人逮捕のシーンもエピローグも無し。

重そうなタイトルだったのにも拘らず前3作より内容は薄かった気がします。

doramatotukawakeibutati (5)
※ドラマの十津川警部=高嶋政伸

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説ミステリトラベル

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