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入院中読書【13】 西村京太郎著「十津川捜査班 『決断』」

院内にあった西村京太郎著「十津川警部 『決断』」(双葉文庫/2018年9月第1刷)を読む。

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盛岡発宮古行「快速リアス」の車中で荒木圭介が毒殺された。
荒木はインターネットの仕事探し掲示板で見つけて引き受けた、怪しげな仕事の最中でのことだった。
一方、六本木のクラブママ、山本由佳里殺害容疑で逮捕された原田健太郎は、事件当夜、荒木と会っていたとアリバイを主張。
二つの事件解決のため、同じ列車に乗った十津川警部が気づいたこととは……! ?
【掲載作品】
「宮古行『快速リアス』殺人事件」「湘南情死行」「わが愛 知床に消えた女」「カシオペアスイートの客」
※2012年作品
定価:本体667円+税


【点数】 ★★★★・・・・・・(4/10)

【感想・コメント】

こちらは短編集です。

タイトルが「十津川警部」ではなく「十津川捜査班」となってます・・・認識不足なのですが「十津川捜査班」ってあるのですね?

確か警部とカメさんの他に、先日読んだ「子守唄殺人事件」でオトリとなった女性刑事や、若そうな男性刑事がいたような気がしていましたが、ほとんどの事件は警部とカメさんだけで解決するので、影が薄いと言いますか、所轄も含めたその他大勢の刑事のひとりとしか認識してませんでした。

「宮古行『快速リアス』殺人事件」 はトリック(と言うほどでまない)がトラベルミステリっぽい一編。
相変わらずエピローグはありません。

「湘南情死行」 は筒川警部の部下(若い)西本啓二がデート中に犯罪の目撃者になるお話。
特に目新しい展開やトリックは無し。

「わが愛 知床に消えた女」 は元十津川班にいた現在は私立探偵の男が失踪した女性を探し知床に来るお話 (道産子なんで「来る」って言っちゃうんです)。
4編中、このお話が個人的には一番良かった。
2017年に北海道旅行の最中に疾走した中国人女性のお話を彷彿させましたが、コチラの方が先に描かれているので関係は無いか・・・知床の観光船もしかり。
犯行の謎解きよりも疾走した女性の動機に納得させられました。

「カシオペアスイートの客」 は退職した元刑事が妻とともに殺人事件に巻き込まれるお話。
こちらも最後に犯人逮捕やエピローグなどは語られていませんが、今回の主人公はもう刑事では無いので奥さんために事件の関与はほどほどにって事でしょうか。

全体を通して宮古・湘南・知床・札幌と場所も旅情サスペンスとしてバリエーションに富み、短編集としてはコンパクトに纏まって良かったと思いますが、本シリーズのファン以外が読んだらどうでしょう?

・・・と思いましたが、そっか、そんな人はほぼいないか・・・

doramatotukawakeibutati (4)
※ドラマの十津川警部=渡瀬恒彦

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ジャンル : 小説・文学

tag : 小説サスペンストラベル

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