荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

東映Vシネマ 「野獣駆けろ」

ビデオで「野獣駆けろ」を観る。

野獣駆けろ


デビュー作「陰の間」発表から三十年後の今、続編の執筆を始めた社会派の大作家、辺見俊悟に、正体不明の脅迫が始まった。
奇しくも辺見を護ることとなったのは高松圭介、六本木を棲み家とする元傭兵だ。
圭介に迫る脅迫者の目的は?そして、続編の秘密とは?
一人の作家の命をめぐり元傭兵たちが全能をかたむけ、プロとプロの壮絶な戦争が展開される。



1990年「新宿鮫」でブレイクした大沢在昌の同名小説を東映Vシネマが映像化した作品(まだ作者の版権が安かったんだろうな)。
低予算ながら原作を忠実に再現しようという努力は伺える作品だ。
だが、タフで無口な主人公の役を演じる神田正輝がイマイチ魅力に欠け、彼1人が物語のテンションを下げているように見える。
大沢氏お得意のハードで粋な台詞が多々出てくるのだが・・・これが似合わないのだ。
脇役の塩見三省や宍戸錠などはなかなかの好演なのだが・・・。
私が本作を好んで見るのは、ちゃっちいながらも頑張っているガンアクションが見たいが為。
その点に関しては、ガンマニアである神田正輝の“片手でスライドを引くシーン”とか、“弾装を変える時、残った実包を取っておくシーン”などは興味深い。
最近、この手のドンパチシーンがある邦画が少ないので、たま〜に見たくなるビデオの一つである。

・・・DVDにならんだろうなコレ

・・売れないから・・・。

■「野獣駆けろ」 1990年/日本・OV
監督:中島紘一 脚本:加藤正人 原作:大沢在昌
出演:神田正輝/塩見三省/一色彩子/誠直也/宍戸錠/南原宏治

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この記事のコメント

塩見三省さんを再認識しました。主人公よりもはるかに魅力的な人物でしたね。それと誠直也!!不運な人ですね、逆に生まれがもう少し遅ければVシネの帝王はこの人だったかも、と思わされます。
2008-01-12 Sat 18:13 | URL | やいとや #-[ 編集]

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