荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

堤幸彦監督 「明日の記憶」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画していた「明日の記憶」を観る。

明日の記憶4

広告代理店に勤める49歳の佐伯雅行は仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私ともに忙しくも幸せな日々を送っていた。
ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れた佐伯は、そこで衝撃の事実を告げられる。
医者が下した診断は“若年性アルツハイマー”というものだった。
やり場のない怒りと不安に苛まれる佐伯。
だが、そんな夫を妻の枝実子は静かに受け止め、2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決めるのだった。


明日の記憶5


いい意味で・・・・思っていた通りの作品だった。
渡辺謙と樋口可南子の演技は見ものだし、脇を固める香川照之や大滝秀治も渋い。
及川光博も頑張っていたと思うし、ちょっとしか出ていないが木梨憲武も印象的だ。
トリッキーな監督なので、ちょっと心配していたが、なかなかどうして。
普通ならは“あざとい”演出で悲劇を盛上げようとする所も、サラリと表現し、それが逆にいい効果を出している。
病気の悲しみだけではなく“夫婦愛”を前面に押し出し、未来を感じさせる造りになっている物語は好感が持てる。
原作は未読だが、テーマは明確で、監督の言いたい事もストレートに伝わってくる良い作品だと思う。
面白かった。

身につまされる場面が多いので、再度観たいとは思わない映画だ。

■「明日の記憶」 2005年/日本
監督:堤幸彦 脚本:砂本量/三浦有為子 原作:萩原浩
出演:渡辺謙/樋口可南子/坂口憲二/吹石一恵/及川光博/香川照之/大滝秀治/水川あさみ/木梨憲武(特別出演)
2006年日本アカデミー賞、主演男優賞受賞(渡辺謙)
2006年ブルーリボン賞、主演男優賞受賞(渡辺謙)

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